おもちの医学部再受験日記〜文系からの挑戦〜

文系からの医学部再受験に成功しました!長かった再受験の日々を忘れないようにこのブログを開設しました。諦めなければ夢は叶う!

計算練習は必須

もう5月も半ばになってしまいましたね。

最近は大学も実習が多く、座学よりも実習の方が好きな私にはとても充実した日々となっています。

仲良くしている同期は、座学の方が好きらしく、お互いに実習の何が素晴らしいか、座学の何が素晴らしいかをプレゼンしたのですが、

 

「いや、わっかんないな〜〜〜〜〜〜」

 

とお互いにアピール失敗して笑いました。

私は、自分で動いて色々できる実習の方が体感時間が短いので好きなんですよね!

 

 

さて今日は、計算練習に関する話を書きたいと思います。

受験において計算力があると非常に強いです。

数学にしても、化学にしても、計算力の有無が合格を決めているのではないかと思うくらい大切な力です。

 

せっかく式が正しく立っていても計算ミスをしてしまうと、答えだけを書く場合そこは0点になってしまいます。

 

そういったことを回避するために計算練習は必須なのですが、今日は私が実際に使っていた本を紹介します。

 

それはこちら↓↓

 

 

駿台文庫から出ている、清先生の「数学の計算革命」です。

これは代ゼミに通っているときに、代ゼミの先生から紹介されました。

(良いものは他予備校でも関係なく紹介する感じ、良いですよね笑)

 

その先生は、とにかく頭を動かせよ!と言う先生で、計算練習も、できる限り頭の中でやりなさい、という先生でした。

これまで5行使っていた計算があるなら、3行、2行で答えが出るようにしなさい、と言っていました。

 

なるほど、と思った私は早速この本を購入してみたのです。

 

この本では、多項式の計算や、内積の計算、数列の和など、確かによく出てくるけど特に計算練習自体はする機会がないな、という部分の練習ができます。

数Ⅲの計算(複素数微分、部分積分など)もあるので、医学部受験生には特におすすめできますよ!!

 

 

1ページごとに制限時間がついていて、隙間時間を使って毎日少しずつ計算練習できるようになっているので、無理なく進められるのも嬉しいところ。

私は、お風呂にお湯を入れる時間にやる、と決めてやっていました。

 

また、「こうやって計算するんだよ」、という正しい計算方法を最初に教えてくれるので、効率よく練習できます。

毎回時間を計って記録していたので、2周目3周目に速くなっていることが実感できましたし、計算ミスが減っていることも実感できました!

 

無心でできる点がとにかく良く、再受験で常に疲れている私にとっても簡単に続けられる一冊だったので、今回紹介してみました。

 

 

もし、計算が遅くて悩んでいた、計算ミスが多くて困っていた、という方がいましたら、ぜひ見てみてくださいね!!

 

実際私が使って良かった参考書や問題集を紹介する記事、これからも書きたいと思います!

 

2年生になりました。

GWになりましたね!

2年生になって1ヶ月が経ちました。はやーい。

 

本当は4月も何回かブログを書きたかったのですが、いきなり試験があったり、実習が続くなど、忙しく充実した日々を過ごしていました。

 

そうそう、昨年担当させていただいた家庭教師の生徒さんが医学部受かったのでその話も書きたいんですが、書き始めたら結構長くなってしまって。

まだ全然書き終わっていません。

早く書きますね!

 

去年は1人の生徒さんの家庭教師をしていましたが、今年は複数名の方を見させていただいています。

個人情報なので詳しいことは書かないですが、生徒さん一人一人のためにしっかりお伝えできることはお伝えして、実力を伸ばすお手伝いが出来ればな、と思っています。

 

 

 

 

それにしても。

医学部って6年あるじゃないですか。

人によっては長いと思うかもしれないのですが、私の中では多分あっという間だろうなという思いが去年からずっとありまして。

案の定一瞬で一年が過ぎ去りました。

 

でももちろん勉強も生活も新しいことばかりで、とても充実していたので、ある意味長かったんですが、なんと言えば伝わるかな、今思い返せば一瞬で終わったんですよね笑

再受験生活は日々淡々と勉強をする生活なので、それに比べるともう本当毎日なにかしら新しいことと出会っていたような、そんな感覚でした。

 

同期はたくさんいるので、未だに半分以上は話したことがないですし、2年生になってからも、あ、よろしくね!名前なんて言うの?なんてやりとりはよくしています。

友達の輪もこれから広まっていくと思うと楽しみですし、勉強もどんどん難しく医学っぽくなっているので楽しいです。

前期は実習が多くなってくるので、気合い入れて頑張ります!

 

ブログもちょくちょく更新したいと思っていますので、よろしくお願いします!

人の意見に左右されるな。

私は以前このブログで、医学部に受かる人の特徴の一つに、素直、を挙げました。

 

このとき、

人の話は素直に聞きましょう。

特に予備校の先生とか医学部に受かった医大生とかの意見は、聞く価値が大いにありますよ、

 

と書きました。

 

これに間違いはないと今も思いますし、どんどん話聞いて受け止めて、良いものは吸収して欲しいと思うのですが、

最近SNSで目にすることが増え、新たに思うことがありました。

 

それは、

その意見の中には、無駄に攻撃的なものがたまにあって、そういう意見は聞かないという芯の強さも持っていてほしい。

 

ということです。 

 

自分の人生の責任は自分しか取れないのだから、他人に言われたことを採用する時も自分の責任で受け止めないといけません。

攻撃的な意見をまともに食らって精神病んだら元も子もないですよ。

 

 

なんかね、自分でいうのもアレなんですけど、私はかなり他人に対して好意的というか、どんな相手に対してもまずはその人の良さを見つけようと思うタイプで、否定的なことって思わない(仮に思っても言わない)んですよ。

 

なので、DM、コメント、質問箱、リプなどで何か聞かれた時は、その人が聞きたいことはコレかな、こっちも言っておこうかな、と思ってその人にとってプラスになりそうなことを想像して返信をするようにしているんですね。

 

たとえば、

■○の成績が伸びないんだけど、どの参考書がおすすめですか?

と聞かれたら、

 

「私が勉強を始めた時は○○を使っていました。〜なところが私にとってわかりやすかったです。受かった年は○◇をメインに使用していましたよ。他に聞きたいことがあれば気軽におっしゃってくださいね!」

 

と答えます。

内心(あなたの今の成績によって参考書変わるんだけどな〜、初学なのかな〜、何歳なんだろ〜、医学部受験生なのかな〜、…)と思うことがあっても、出来るだけ相手が欲しいであろう情報を提供したい。

 

 

でも、最近SNSでのやり取りを見ていると、

 

「あなたの立場がわからないと答えられません」

 

みたいに解答する人が意外と多いなって思ったんですよね。

んー、とても複雑な気持ち笑

これね、一見厳しく見えますが、正論ではありますよね。あなたの立場がわからないことには無責任な事は言えないよ、という事だと思うので。

今はどちらの答え方が正しいのかという議論をしたいわけじゃないのですが…

 

でもなんか、なんていうか、こういう受け答えをする医者にはかかりたくないなぁって正直思っちゃったんですよね。

 

世の中ってみんながみんな自分のことを伝えるのが上手いわけではないですし、

ましてや患者さんなら体調不良の場合が多いので普段よりも頭が回っていない可能性が高いです。

そういうときでも患者さんから情報を聞き出して適切な処置をしないといけないのが医者だと思うんですね。

 

そんな時に、冷たく

「単に頭が痛いって言われてもこっちはわかんないんですよ、全体的に痛いんですか?1箇所だけ?どんな痛みなの?」

みたいな対応されたら2度とその先生には会いたくなくなってしまいます。

 

これって、患者さんに対してそんな対応するわけないでしょ、という話じゃないと思うんですね。

普段の生活から滲み出るものというか、人柄じゃないですか。

 

他人に対して上から目線で物事を言う人は怖いなぁって思います。

私は、少ない情報からでも色んな聞き方をして相手にとって最良な答えを出せるような人に、命を預けたいです。

 

 

 

 

でね、厄介なことに、受験の相談とか乗っている人の受け答えでこういう物言いをする方達の意見って、正直、意見だけを切り取ると、

よくわかる、うん、

と言うことを言っていることが多いんです。

 

だから身に覚えがあったり、痛いところを突いてくるから、真正面から受け止めてしまって傷ついている受験生もよく見かけるんですよね。

 

でもね、「受験向いてないやめろ」みたいな横暴な意見に対して、傷つく必要ないんですよ。

人に指図するような言い方しかできない人の意見は聞く必要ないです。

 

あなたは、自分の意志で医者になりたいと思ったんですよね?

顔も知らない、実際医大生なのかもよくわからない人の、そんな意見一つで揺らぐほど、その決意は甘いものだったんですか?

違いますよね。

いまは受かった人と受からなかった人の違いが大きく見えているかもしれない。

それは、私自身長く受からなかった経験があるからわかる。

受かった人は圧倒的にすごく見えるかもしれない。

 

 

でも受かった側にいざ立ってみたら、大差ないんですよ。

たまたま受かっただけ。

どっちが偉いとか、すごいとか、ないんですよ。

 

 

よく知りもしない人からの不特定多数への謎な命令口調の意見なんて聞く必要ありません。

落ち込む必要もありません。

 

極論ですが、

 

受かった途端そんな偉そうなこと言うんだ…ウケる

 

って思って良いです。だから、自分の勉強の続きしてください。

受かるまでやっても良いし、見切り付けて別の道に進んでも良い。

それは他の人の意見ではなく、自分の意見で決めてほしいです。

 

 

 

これは特定の誰かを指して言ったわけではなくて、なんかやっぱ医者になる人って変わってる人多いなって思って。(私も変わってるって思われてるかもしれないですね笑)

その変わってる性質が他人への攻撃に向かわなければめちゃくちゃ魅力的なんだけどなー。

(私変わってる人大好き人間です)

 

攻撃的な意見は、気にしすぎないことです!

 

 

 

春休みは帰省しませんでした。

こんにちは。

私が上京したのは去年の3月30日。まもなく一年が経ちます。

 

それまでずーっと実家に住んでいて、地元大好き人間だったのですが、今では、春休みは帰省していないくらいこっちの生活も大好きになってきました。

 

 

 

いやコロナのせいですけどね?笑

これまでは感染力はそこまで強くない株だったので、外出を控えて対策をちゃんとしておけばそこまで感染することもなかろう、と思って帰省もできたのですが。

帰省先でも関東でもお店に飲みに行くなんてことはしていませんでしたし。

 

すべてオミクロン株ですよね。

感染力が強すぎます。

私自身はね、正直かかっても重症化リスクがほぼないですから、怖くはないんですよ。かかりたくはないですが絶対に。

 

でも私には絶対に移せない大切な人たちが実家とその周辺に集まっているので、帰りません。

持病のある人たちに移してしまうかもしれないということを考えたらもう…

 

若いから大丈夫ってこともないですよ。

後遺症が残ると結構しんどそうです。

今は子供達が感染して一家全滅、というパターンが非常に多いと医療従事者から聞きました。

子供はワクチン打ってないから当然ですよね。(今打ち始めてますが)

子供がいて、持病もある、という人はまだまだ感染対策の手を抜いてはいけません。

これから世間的にはコロナに対してもっと寛容になってきてしまうと思うので、身内に絶対に移したくないという人がいる方達は、ますます生きづらいというか、これからこそ正に覚悟を決めて我慢しなきゃいけない生活になるんじゃないかな、と個人的には思っています。

正直オミクロン株に変わってから感染対策してる人絶対減りましたよね。

旅行してる人もかなり多いし。

だからこそウィルスうじゃうじゃしてるはずなんですよ。

移りたくない、移したくない人達、共に頑張りましょう!

 

生きていればまた会える、そう思って関東での生活をエンジョイしようと思います!

 

 

医学部に受かる人の特徴

自分のことを棚に上げて、受験生を客観的に見た時に、受かる人と受からない人には特徴があるな〜というのを感じます。

SNSで見かける受験生や、同期、医者の友人たち、周りの医者たちを見ているとなんとなく共通点があるな〜〜と思ったので、まとめてみました。

 

もちろん例外は多いと思うし、これから書くものが全く当てはまらない人も多いと思います。

ま、素人のまとめということで!

でも結構、SNSとかでは勉強に対する姿勢とか性格的な部分なんかは、見ているとわかる部分もありますよね。

 

 

 

医学部に受かる人は下の4つのどれかに当てはまる気がします。

 

 

・行動が早い

・素直

・諦めない

・現状を把握できる

 

いや医学部だけじゃなくてどんなことにも当てはまるだろ、と思うかもしれません笑

まぁ、どんなことでも大事なことは共通しているということですかね。

ただ、大切なのはその方向性というか、特徴的な素直さ、諦めない心、みたいなものがあるな〜と思いました。

 

 

 

行動が早い

同期を見ていても思いますし、本来の同級生(年齢的な)で今医者をやっている友達とかを見ても思います。

あと、今度ちゃんと一つの記事に書こうと思っているのですが、オンライン家庭教師を去年からはじめまして、今年度見ていた家庭教師の生徒さん(医学部合格しました・・・!!)も、行動が早かったです。

8月21日に連絡をいただき、初回授業は9月1日でしたからね。早いですよね。

今自分に必要なことがちゃんとわかるんでしょうね、パッと行動している印象があります。

 

 

勉強に限らず、

同期「◯◯部、作りたくない?」

私「良いね、楽しそう、試験終わったら学務課行こう」

試験後学務課に直行し、

同期&私「すみません、部活を作るために何をすれば良いか教えてもらえませんか?」

みたいな笑

 

何をするにしても行動が早いんですよね。パッと動ける。

勉強にしても、こういう疑問に答えてくれる人が欲しい、そうだ家庭教師だ、と思ったらすぐDMをする。

こういう行動力は大事なのかもしれません。

 

 

素直

これも大事ですよね〜。

私は頑固でね、ダメなタイプだったんですよ。人の話を聞けない。伸びませんよ〜

いや伸びるんですよ、偏差値60くらいまでは簡単に。自分のやり方でやっても。

でもそこからぐんぐん伸びるのはやっぱり素直な人が多いイメージがあります。

 

「そういうやり方じゃないよ」

「考え方はこうだよ」

「こうした方が良いよ」

と言うアドバイスに対して、自分の考え方ややり方をスパッと捨てて、言われた通りのやり方に変えられる力。

これ難しいと思うんですよね。何気に。

私の最も苦手な分野です笑

謙虚さ、とも似ているかもしれません。

だってさ、自分は受かってないわけだから、受かった人や予備校の先生とかの話は素直に聞くべきなんですよ。

予備校の先生のことを、なんだかんだで医学部に受かってない人じゃんって言う人いますけど、その考え方は間違ってます。

医学部をすごい存在に思いすぎです。

プロですよ、予備校講師って。その道のプロなんです。

素直に聞いときな、ね!って思います。

勉強以外の何かにおいて自分(自我)を出すのは大いに結構ですが、

勉強においては素直になって、できない自分を認めて、できる人の言うことを聞くようにしてみてください。

私も再受験の最後の1、2年は本当に素直になっていたと思います。

その頃お世話になった先生方に挨拶に行きたいんですが、このご時世で、挨拶できずに上京しちゃったので、それは心残りです。

コロナが落ち着いたら挨拶行きたいです。

 

 

諦めない

これも医学部生に見られる傾向かと思います。

諦めないと言っても、引くところだな、と思ったら簡単に諦めますよ。

なんでもかんでも諦めないと言うことではなくて、ここを何とかできないと次に進めないなと判断した時とかですね。

勉強にしても、その他のことにしても。

 

例えば勉強だと、そこにいつまでも引っかかっていると先に進めないよ、と言われた時は素直に一回捨てられるけど、絶対あとで戻ってくる。

諦めてないんですよ。理解することを。

あとはここは今時間がかかっても良いから絶対覚えて、理解して、という範囲に関しては、全力でやり切る。

うん、医学部受かりそうですよね。

私もね、意外とこの辺はある気がするんですよね。

小さい頃から、黙々と一つのことをやり続けられるタイプだった気がします。

頑固だから素直さはないんですけどね笑

これやろう、と自分で決めたことに関しては、自分で納得できるレベルになるまでは延々とやり続ける子供でした。

今もそうかもしれないです。

 

 

 

 

現状を把握できる

受験中に一番大事なことはこれかもしれません。

自分が今受験生の中でどのくらいの位置にいるかを把握することって、とっても大切です。

よく見かけるんですけど、まだ自信がないから模試を受けないとか、来年が本命だから今年は出願しなかったとか。めちゃくちゃ勿体無いことしてます。

だって、自分が医学部合格まで、あとどのくらいの位置にいるのか、把握できるチャンスを逃しているということですよ。

出願もできればすると良いと思います。

本番の空気って模試や普段の勉強とは違うので、それを知る意味も大きいですし、

面接点を点数を開示してくれる大学なら、再受験の自分が何点もらえるのかを知るチャンスです。

 

模試を受けたことがないとか、本番を受けたことがない人って、結構まだ合格まで遠い位置にいる人が多いと思うので、ぜひ自分の位置を把握してほしいなと思います。

 

例えば合格まであと2点だった人が、

「ここの問題がわからなくて理解したいから勉強してたら一日経っていた」

と言うと、私は、

「そこは大事なところだったんだろうな」

と思います。

でも、勉強を始めたばかりで多分偏差値的には50ない、っていう人が同じことを言ったら、

「人に聞いて理解した方が良いし、他の勉強もするべきだよ」

って思うと思います。

 

つまり、自分が置かれている状況によって、やるべきことって全然違うってことです。

同じ質問を上の2人にされたとしても、私は同じ指導はしません。

そこを把握することで自分が今やるべきことがわかると思うので、模試などはぜひ受けてほしいなと思います。

 

 

 

最初は2つの特徴を書いていたんですが、書いているうちに4つに増えました笑

同期や友人を思い出しながら、あとはSNSとかでの人間観察を思い出しながら書いてみました。

諦めないにしても、変な頑固さはいらないし、

素直でも、努力し続ける力がないと伸びないし、

諦めなくても素直でもその方向性がずれてると、思うように受からないと思うし、難しいところですよね。

 

伸び悩んでる人がちょっと考え方変えてみようかな〜って思えていたら、嬉しいです。

 

医学部合格に必要な力と、医学部で求められる力。

1、2月は大学入試真っ只中で、色々な記事を更新したかったのですが、私自身の後期の試験勉強や実習と被ってしまい、なかなか更新できませんでした。悲しい

 

久しぶりのブログで何を書こうかな、と考えたんですが、今日は合格後に実際医学部に通ってみて実感したことがあったので、それを書いてみようと思います。

私自身の再受験中の話おすすめの勉強方法など書きたいことは他にも山ほどあるのですが、春休みの間に少しずつ更新できたらな、と思っています。

 

 

医学部に入るには、一般入試では物理や化学、数学などいわゆる理系分野が必須です。

物理に関しては生物にする人も多いですが、物理化学の2科目を選択する人が全体的には多いのではないかと思います。

大学によっては理科が1科目でも受験できる私立医大もあるようですが、いずれにしても理系科目の深い理解は求められます。

 

ある問題に対して、その科目の全体像を体系的に理解して、一つの答えに向かって確実に計算してそこに辿り着ける力

 

が求められます。

 

答えに辿り着く式がわかっても計算できなければ答えは出ませんし、

計算ができても、今何を用いるべきなのかがわからなければもちろん答えは出ません。

 

記述式であれば、計算力が多少なくても部分点がもらえますけど、せっかく正しい考え方ができているなら答えに辿り着きたいので、やはり計算力も必須ではあると思います。

 

もちろん満点を取らないと受からないというような試験ではないので、私も全然理解できていない分野がいまだにあると思いますが、少しでも点数が取れるように勉強しなくてはいけない、というのが医学部入試だと思います。

 

医学部に入ってこれらの能力が求められないということはないのですが、新たにこれはちょっと苦手な人には辛いかもね!?という能力が求められます。

 

 

それは、暗記力です。

 

 

とにかく覚えることが多いので、理解しないと覚えられないよ〜〜というタイプの同期は、進まん、勉強が進まん・・・と言っていました。

国公立大とか総合大学だと、1年生では教養が多く、医学はあまりやらないところも多いのかもしれませんが、私大医学部の私は、1年から結構医学をやらせてもらいました。(基礎中の基礎だと思いますが)

再受験生活が長くて早く医学の勉強がしたいと思っていた私にはとても嬉しいカリキュラムです。

生理学、生化学、組織学、免疫学など、どの分野にしても暗記が多いですねやっぱり。

私はむしろ暗記だけでこれまで来たようなものなので、覚える作業はそこまで苦ではないんですが、それでもこれまでの人生の中では一番、「短期間で覚えなきゃいけない量」は多い気がします。圧倒的に。

 

姉にも言われました。

「なんか再受験中より勉強してない?笑」

と笑

 

受験と定期試験だと試験の質が違うので、受験で一夜漬けなんてことはできませんが、今夜これを覚えれば再試にならない、となればやりますよね笑

なので、めっちゃ勉強しているようには見えるかもしれません。

でも大学では試験前以外は遊びも全力でやってますし、1年のトータルの勉強時間なら全然受験中の方が多いと思います。

 

話は逸れましたが、暗記力は結構大事なのではないかなと個人的には思いました。

 

日々コツコツ勉強して全体的に網羅するような勉強をしていれば試験に受かるというよりは、ガッと集中して大事なところを覚えて合格点をもらうというイメージかな、と思います。

医学部に限らず医療系だと、過去問の情報、先輩からの情報、友達からの情報などが大切とよく言われると思いますが、まさにそんな気がします。

量が多すぎて、コツコツ網羅しようとしても多分難しいんですよね。1年生くらいの内容ならそれでも良いかもしれませんが。

 

そこで本当に大事なところを集中的に覚えるという処理能力というか、

取捨選択する力みたいなものが大事だな、と思ったのですが、

これって、入試本番に求められる力とちょっと共通するような気がします。

 

入試本番でも、難しくてみんな解けないよ、というような問題に10分も費やしてしまった・・・などの失敗談はよく聞きます。

あ、これ捨てよ、これあとでやろ、先にこれ解こ、みたいな能力は本番とても大切になります。

そういった共通点もあるので、大学入試はやっぱり大事な試験なんだと思います。

 

 

大学の試験に関してはまだ短期記憶なので、長期記憶になるように工夫して勉強しないとな、という反省点があります。長期記憶をできるようにするための基礎の中の基礎知識を1年生でやってくれた、という印象なので、2年になってからもどんどん意欲的に勉強したいと思っています。

 

さて、こんな感じで終わりなんですけど、私のブログを読み返すと、これは今度書きます、といって書いてないものが多すぎます笑

ちゃんと書くぞー

 

 

 

 

試験開始前30秒のルーティン

こんにちは。

先日、レポートが一つ返ってきたのですが、評価が良かったので安心です。

頑張った甲斐がありました。

書きたいことがたくさんあって、でも内容は結構難しくて、どうまとめたら見やすいか、かなり考えて書いたレポートだったので、とりあえず一安心。

と思いきやどんどん課題が増えていくので、もうてんやわんやしています。

頑張るしかないですね。

 

 

さて、共通テストも直前になってきましたが、私がこれまでの人生でずーーっとやってきたルーティンがあるので、それを紹介したいと思います。

 

私の人生初めての受験は高校受験でした。

小学校も中学校も公立で、私立なんてあんまり行く人のいない地域に住んでいたのでね。

あと私の住んでいる地域は、私立よりも公立の高校の方が偏差値が高くて、わざわざ私立受験する必要がないよねっていう価値観を持つ家庭も結構見られるところなんですよ。

 

なので高校受験が人生初。

私立高校の受験もその直前にした気がしますが、それはなんというか滑り止めで、そんなにレベルの高くないところを受けたので緊張した記憶がないので、公立高校の受験の話をしたいと思います。

 

私は地元で一番偏差値の高い高校を受験したのですが、姉が2人、そこに通っていたんですね。

なので、私も絶対受からないと・・・というプレッシャーが半端なかったんです。

別に誰にも「絶対受からないとね」「落ちたらダサいね」とか言われたわけではないんですけどね。

でも私としてはプレッシャーが半端なかったんですね。

当日、柄にもなくドキドキしている私に、母がこういうアドバイスをくれました。

 

 

 

 

「試験開始30秒前から、3回深呼吸してみなさい。10秒で1回。そしたら緊張が解けるから。」

 

 

 

このアドバイスのおかげで私は高校に受かりました。

10秒で一回の深呼吸って、意外と長いんですよ。5秒吸って5秒吐く。

とっっっても長いのでやってみてください。

長いな、苦しいなって思うんですけど、そのおかげで他に何も考えなくなるから、緊張が解けるんです。

1回目の深呼吸の時にはまだ緊張でドクドクしているのが自分でもわかるんですけど、

3回の深呼吸が終わる頃には、よっし、やるぞ、という気持ちに切り替わります。

 

精神統一ですね。

 

このたった一回の成功体験が、私の中で大きな出来事となり、大事な試験の前には必ずやるようになっていきました。

 

1回目の大学受験でも使いましたし、今通っている医学部の入試の時もやりました。

 

長い長い再受験生活の中で、一度、受かる前の年だったと思うんですが、

「いくら高校、(1回目の)大学受験で成功したとはいえ、もう何度も医学部落ちてる。縁起悪いんじゃないだろうか」

と思って辞めた年もあったんですけど、

初心忘るべからずということで、最後の年には復活させてやっていました。

やっぱりルーティン化していたのもあって、やると落ち着きます。

 

 

ここ1年は緊張することもなかったので使っていませんが、多分CBTの時や国試の時には復活するんじゃないかと思います。

 

そんな私の密かなルーティン紹介でした。

皆さんも、どんなものでも良いので、何か自分の心が落ち着くようなルーティンを、試験開始前の30秒間に作ると良いかもしれませんね!!