1、2月は大学入試真っ只中で、色々な記事を更新したかったのですが、私自身の後期の試験勉強や実習と被ってしまい、なかなか更新できませんでした。悲しい
久しぶりのブログで何を書こうかな、と考えたんですが、今日は合格後に実際医学部に通ってみて実感したことがあったので、それを書いてみようと思います。
私自身の再受験中の話やおすすめの勉強方法など書きたいことは他にも山ほどあるのですが、春休みの間に少しずつ更新できたらな、と思っています。
医学部に入るには、一般入試では物理や化学、数学などいわゆる理系分野が必須です。
物理に関しては生物にする人も多いですが、物理化学の2科目を選択する人が全体的には多いのではないかと思います。
大学によっては理科が1科目でも受験できる私立医大もあるようですが、いずれにしても理系科目の深い理解は求められます。
ある問題に対して、その科目の全体像を体系的に理解して、一つの答えに向かって確実に計算してそこに辿り着ける力
が求められます。
答えに辿り着く式がわかっても計算できなければ答えは出ませんし、
計算ができても、今何を用いるべきなのかがわからなければもちろん答えは出ません。
記述式であれば、計算力が多少なくても部分点がもらえますけど、せっかく正しい考え方ができているなら答えに辿り着きたいので、やはり計算力も必須ではあると思います。
もちろん満点を取らないと受からないというような試験ではないので、私も全然理解できていない分野がいまだにあると思いますが、少しでも点数が取れるように勉強しなくてはいけない、というのが医学部入試だと思います。
医学部に入ってこれらの能力が求められないということはないのですが、新たにこれはちょっと苦手な人には辛いかもね!?という能力が求められます。
それは、暗記力です。
とにかく覚えることが多いので、理解しないと覚えられないよ〜〜というタイプの同期は、進まん、勉強が進まん・・・と言っていました。
国公立大とか総合大学だと、1年生では教養が多く、医学はあまりやらないところも多いのかもしれませんが、私大医学部の私は、1年から結構医学をやらせてもらいました。(基礎中の基礎だと思いますが)
再受験生活が長くて早く医学の勉強がしたいと思っていた私にはとても嬉しいカリキュラムです。
生理学、生化学、組織学、免疫学など、どの分野にしても暗記が多いですねやっぱり。
私はむしろ暗記だけでこれまで来たようなものなので、覚える作業はそこまで苦ではないんですが、それでもこれまでの人生の中では一番、「短期間で覚えなきゃいけない量」は多い気がします。圧倒的に。
姉にも言われました。
「なんか再受験中より勉強してない?笑」
と笑
受験と定期試験だと試験の質が違うので、受験で一夜漬けなんてことはできませんが、今夜これを覚えれば再試にならない、となればやりますよね笑
なので、めっちゃ勉強しているようには見えるかもしれません。
でも大学では試験前以外は遊びも全力でやってますし、1年のトータルの勉強時間なら全然受験中の方が多いと思います。
話は逸れましたが、暗記力は結構大事なのではないかなと個人的には思いました。
日々コツコツ勉強して全体的に網羅するような勉強をしていれば試験に受かるというよりは、ガッと集中して大事なところを覚えて合格点をもらうというイメージかな、と思います。
医学部に限らず医療系だと、過去問の情報、先輩からの情報、友達からの情報などが大切とよく言われると思いますが、まさにそんな気がします。
量が多すぎて、コツコツ網羅しようとしても多分難しいんですよね。1年生くらいの内容ならそれでも良いかもしれませんが。
そこで本当に大事なところを集中的に覚えるという処理能力というか、
取捨選択する力みたいなものが大事だな、と思ったのですが、
これって、入試本番に求められる力とちょっと共通するような気がします。
入試本番でも、難しくてみんな解けないよ、というような問題に10分も費やしてしまった・・・などの失敗談はよく聞きます。
あ、これ捨てよ、これあとでやろ、先にこれ解こ、みたいな能力は本番とても大切になります。
そういった共通点もあるので、大学入試はやっぱり大事な試験なんだと思います。
大学の試験に関してはまだ短期記憶なので、長期記憶になるように工夫して勉強しないとな、という反省点があります。長期記憶をできるようにするための基礎の中の基礎知識を1年生でやってくれた、という印象なので、2年になってからもどんどん意欲的に勉強したいと思っています。
さて、こんな感じで終わりなんですけど、私のブログを読み返すと、これは今度書きます、といって書いてないものが多すぎます笑
ちゃんと書くぞー