そろそろ受験シーズンになるので、私のおすすめ参考書を一冊ずつ紹介していきますね。
理系科目についてはまとめた記事があるので興味があればぜひ見てみて欲しいのですが↓↓↓
私はずっと国公立志望だったので、理系科目の他にも、国語、倫政、英語もがっつり勉強していました。
センター試験時代ですが、本番での最高点は国語は183点、倫政は82点(経済学部卒のくせにしょぼい)、英語は9割(具体的な点数を忘れてしまいました)。
このくらいは取れるようになるよーという参考書をね、一冊ずつ紹介していきたいと思います。
今日は英語のこちら。
中古リンク貼りました。
これは、代ゼミに通っていた時の先生が紹介してくれた本です。
この本は初学者向けではなくて、
偏差値も安定して高くて、なんか英語に関する他の本読んでみたいな、なんかないかな?という方におすすめです。
私は読み物として一周読みましたが、面白かったです。
偏差値が安定していたって知らない知識は当然たくさんあるので、へ〜と思いながら読みました。
さてさて今日は私の頭の中シリーズ。
今日考えていたのは、
再受験に限らず、一度でも何かを本気でやったことのある人ならわかってくれると思うのですが、
その本気でやった何かを、やらなかった世界線にいる自分のことを想像すると、怖くないですか?
ということです。
なんというか、
今の知識とか経験とかをしないであのまま生き続けてたら、って思うと私はとても怖いんです。
頑張るものは人それぞれだと思います。
何かの資格試験の勉強、会社のプロジェクト、育児、介護などなど。
私の場合は今のところ医学部再受験になるんですが、
結果的に受かったけど、別に受かってなくても良いんです。
頑張ったっていう経験や頑張って培った知識は、受かってなくてもあるから。
私はそれにプラスして、たまたま「頑張ったら報われた」っていう経験がついて来たけど、
それはあくまでただの結果で、
人生において何かを頑張るってとても大事な経験だと思うんですよね。
医学部再受験においては、受からないと意味がないとか言われがちですが、
受からないと医者になれないという点では確かにそうなのですが、
自分自身の成長、人生、を考えると、それは一概に言えないのでは、と思います。
受かったから言えることかもしれませんが…
とある大学の面接で、再受験生活が長いことを指摘されて、どう思ってる?と聞かれた時に、色々答えた後に、
「勉強を人生で初めて真剣に頑張って、学ぶことの面白さ、楽しさを知れました。この経験は今後の人生に大きく役立つと思います」
と答えて締めたのですが。
この答え方、めちゃくちゃ良いと思うんですよ笑
多浪の方や数年再受験をやっている方、ぜひ使ってください笑
これは用意していた問いじゃなかったので、ちょっと焦ったんですけど、
ドキドキしながら、変なことは言わないように、と色々考えながら絞り出したこの答えは、
心からの本音でした。
がむしゃらに頑張った経験は、結果がどうだったとしても絶対に財産になると思うんですよね。
私は医学部再受験をする前も、それなりに色々頑張って生きて来た方だとは思います。
高校も県内トップ校に合格しているので、高校受験はちゃんと頑張りました。
高校時代は部活に命をかけていたので、それを全力でやりました。
ただ、元々の自分のレベルを大きく超えて、高い目標を達成した経験ってもしかしたら
今回の医学部再受験が初めてだったかもしれません。
自分のレベルを超えての挑戦は、とてもキツくてしんどくて辛いのですが、
とても充実していて楽しいです。
自分が今持っている実力を100%出したら行ける!というものではなくて、
150%、200%まで実力を伸ばさないとできないという目標。
それは自分を大きく成長させてくれると思います。
結局今の自分の100%で行けるものなら、合格とかしたとしても、成長はしてないと思うんですよね。
見える世界が変わっていないので。
見える世界が変わるというのがポイント。
たまに、それは実現可能な目標なのかな?
という無謀なことをしようとしている人も見かけます。
でもそれはそれで良いと思います。
できれば200%くらいのものを自分の目標に設定しないと、叶わず終わる気もするのですが、
それも経験してみないとわからないという事実もあるのでね。
勉強してみて、あ、無理だった、というのもまた、経験値として、成長だと思います。
なんかこう、目標と夢って私の中では明確に違って。
再受験を始めたころの私にとって医学部合格は夢だったかもしれません。
叶ったら良いな、実現したら良いな、って。
勉強すればするほど、それがとてつもなく難しいことだって自覚して、
自覚できている時点でちょっと見えている世界が変わっているので成長してるんですけど、
記述模試で偏差値60を超えて来たくらいからやっと医学部合格は目標に昇格したなと。
偏差値40(科目によっては30台)から始めた私が自分の再受験時代を振り返ると、
偏差値が10上がるごとに見える世界が変わっていったように思います。
偏差値40の頃は、もう何にも分かってなかったです。
なんなら医学部もちょっと近くに感じていました。
「これだけ勉強しているんだし、行けるでしょ、いつか。」って。
偏差値50で、一回、あれ?って。
あれ?これで平均?って。受験生の半分は私より点数高いの?
おかしい、医学部はトップ層のはず。
あれ?私、まだまだ遠いな?!って。
偏差値60で、さらに気がつくんですよ。
これ現役なら勢いで受かることもあるんだろうなって。
いやー再受験生ならもうちょっとないときついなって。
面接点に期待できない分、筆記試験で点数とるしかないですからね。
偏差値60あるとね、結構色々見えるんですよ。
見える世界が違います。
だって偏差値60って冷静に考えると受験生のトップ15%ですから、結構上ですよ。
私はずっと偏差値70を目指してって言っているんですけど、それは上位2%。
科目によっては全然あると思うんですけど、総合でコンスタントにこれだけ取れれば医学部もかなり目の前。あとは本番に試験を受けるだけだと思います。
私は総合偏差値で70は超えたことって1、2回しかなかったんじゃないかな。
あ、記述でね。
マークならもっとあると思うんですけど。
そんなこんなで、偏差値10上がるごとに見えた世界が違うんです。
私はよく、その人の偏差値によってアドバイスが変わるからご自身の情報が欲しい、ということを言うんですけど、こういうことなんですよ。
その人の見えている世界によってアドバイスが違うんですよ。
もう医学部の難しさに気がついている人に、医学部は難しいから、ってわざわざ私がいう必要ないですし、
まだ見えていないのに全然勉強していなくて偏差値伸びないと言っている人には、もうちょっと勉強しよう、偏差値50、60目指そうって言います。
勉強して偏差値が上がれば自分でわかることなので、あえて厳しくは言いませんが、
本気で勉強しているなと伝わる方には、それなりにしっかりした情報をあげられたらいいなと思って返信しています。
あともったいないなって思うのは、綿密に計画を立てすぎている人。
計画ってほぼほぼ予定通りに行きません。
これは予備校の先生の受け売りなんですけど、
例えば受験生の夏休みの計画。
それって8割できれば上出来なんですって。
普通は計画通りに行かない。半分くらい。
8割もできれば素晴らしい。
何年も受験生見ててそういう統計出てるって数学の先生が言っていました。
これは夏休みに限らず、人生の計画ってそうだと思うんですよ。
絶対その通りに行かないから、あんまり遠い計画を綿密に立てることに意味を感じません。
5年後10年後の計画は、アバウトに。
細かく区切るほどに丁寧にしっかり綿密に。
1年後どうなっていたいのか、
半年後は?この問題集2周やる?やれそう?
3ヶ月後、1ヶ月後、1週間後、3日後。
今日の計画。
どんどん綿密に。
特に医学部再受験生は、5年後の計画を立てるのは、受かってからで良い。
私は今、長期的な勉強の目標としては、やりたい勉強をやりつつ、CBTと国試は一発で受かる、というのを最低ラインに決めています。
研修病院はまだ全然決めていません。なんとなくこういうところ、とは決めているけど。
再受験生は5年後に受かっている保証がないので、
まずは今年受かる、とか1年単位できっちり決めていくのが良いような気がします。
将来のことはまず受かってからのお楽しみね。
これは私が再受験中に何度も思ったことなんですよね。
「くそー受かりもしないで○○科で働きたい、は夢でしかないんだよ〜まず受からせろよ〜こんなにやる気あるんだから受からせろよ〜」
って。
厳しい世界ですよね。
再受験生なんてほぼ全員医者として働く意志がものすごい人たちなのに。
全員受からせれば良いのに。
入学の壁が厚すぎるのよ。
本当、再受験生の私からしたら、再受験生ってだけで全員に面接点満点あげたい気持ち。
ってすごい頭の中で考えていることをただ書き殴っていたら全然違う話になって来ちゃいました。
でも再受験中はずっと思っていました。
私こそ医者になるべきなのに!!って笑
地域に医者足りてないんでしょ!?
一生従事するよ!?って笑
そんな思いを持ち続けていたことを思い出したところで、今日のブログは終わりにしたいと思います。
そうそう、最初に言いたかったことは、
再受験して勉強した経験、財産だなってこと!!