おもちの医学部再受験日記〜文系からの挑戦〜

文系からの医学部再受験に成功しました!長かった再受験の日々を忘れないようにこのブログを開設しました。諦めなければ夢は叶う!

自分に合った予備校って?~駿台予備校編~

医学部目指すと決まったら、今後どうやって勉強していくのかを決めないといけません。

 

1.大手予備校なりの一般的な予備校(塾)を選ぶ。

2.医学部専門予備校(塾)を選ぶ。

3.いわゆる宅浪をする。

 

こんな選択肢が考えられると思います。 私は3つとも経験したので、それぞれのメリットデメリットをお伝えできたらと思います。2.に関しては厳密には医学部専門の個人塾だったのでちょっと違いますが…。

 

私が再受験生活の中で1番多く通ったのは大手予備校なので、今回は1.について書こうと思います!これから再受験をする方や受験生の親御さん方に少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

 

それでは早速大手予備校について書いていきますね。

まず私が通ったことのある予備校は3つ。

駿台予備校

河合塾

代々木ゼミナール

 

まさに3大大手予備校といえば、という3つです。

それぞれ2年ずつ通っちゃいました。(通わせてもらいました)

1つの予備校に絞らなかったのは、単純に色んな予備校を見てみたかったという、勉強面とは関係のない理由です。勉強するのは自分だから予備校や講師によって何か変わることはないだろうと思っていたので、それならたくさん見てみた方が楽しいだろうと思ったのです。

その考えに間違いはなく、どこにしたから大きく成績が伸びたとか、逆に下がったとか、そういったことはなかったように思います。

 

各予備校の授業の感じや雰囲気、自習室や質問のしやすさ

など、通ってみたからこそわかることをお伝えできたらと思います。あくまで私が通った校舎の話ですが、予備校自体の校風みたいなものはあると思うので参考になるかと思います。

 

駿台予備校

 

 

授業時間 一コマ50分 

授業時間が短いのは、集中力が続くというメリットがあります。物理などの理科は二コマ連続です。ただ、国語など文系科目は一回で一つの文章が終わらないことが多く、どんな話だっけ?など毎回同じ文章を一読しなければならない、などのデメリットはありました。

 

座席指定

私の通っていた校舎は座席指定制でした。何時に来ても席が固定されているのはありがたいですが、私はなぜか真ん中の席にされることが多く、左右に人がいるのが嫌だった私にとってはストレスでした(これは座席を作る担任によるでしょう。)

 

講師

当たり前ですが、当てる先生と当てない先生がいます。でも高校と違って当てない先生

が多いですね。記憶に残ってるエピソードがありまして。とある当てるタイプの先生の授業の時、当たる生徒当たる生徒みんなが質問に答えられなかったんですよね。前回の授業でやった範囲で、割と基本的なことだったので答えられない生徒に驚いて見てたんですけど、なんと先生怒ってしまって。50分しかない授業の残り40分が説教で終わる、ということがありました。先生が怒って授業が止まる経験なんて小学生ぶりだったので、それにも驚きました(笑)

 

質問対応

基本的にどこの予備校も先生も、親切丁寧にやさしく教えてくれる方が多いように思います。ただ、私は再受験生活をひっそりと始め、もともと人見知りの性格もあり、最初は、先生に質問に行く、ということがどうしても出来ませんでした。偏差値30台から始めた教科も複数あり、何もわからないから何を質問すれば良いかわからないし・・・。という感じでした。そういう人も多いと思いますが、まじで気にしないで質問に行くべきです。そこはプライドを捨てて頑張って!!としか言えませんが、このアドバイスは聞いて損はないと思います。「何をどう勉強したら良いかわかりません!」とかで全然良いので、質問は行きましょう!

駿台は積極的に質問に行く生徒が多く、結構並ぶことも多いので、並んでいるときに読めるような参考書とか持っていけば良いかもしれません。並ぶときに誘導してくれる方は当時いなかったので(今はわかりません)、どこに座って待てば良いかわからないことがあるかもしれません。

 

自習室

私の通っていた校舎は自習室が豊富にあり、満席で入れないということはありませんでした。コンセントもあるので充電しながら勉強もできた気がします。すいません、忘れました。コンセントなかったらごめんなさい😢

私は再受験初年度に駿台に通ったのですが、化学や物理など初学のものはその日やその週のうちに自習室にこもってプリントやテキストの内容を頭に叩き込んでいました。勉強方法などはまた別のブログを書きますね。

 

周りの生徒の雰囲気

もちろん選ぶコースにもよると思いますが、駿台は医学部や国立大学を目指す方が多く、一浪二浪の方が多かったような印象があります。私のように再受験の方もそこそこいました。結構真面目に頑張っている生徒が多い印象があります。

 

授業の選択

基本的にコースごとに授業が決まっていますが、これはいらないなという授業も中にはあると思います。駿台は若い子が授業を切っていると声がかかっていたみたいですが、私にはそんなでもなかった気がします。しっかりと授業を切った理由を持っていれば誰に対してもうるさくないのかもしれません。先述した、怒って授業が終わった先生の授業は、先生が怖いし当てるしで、最後のほうは半分くらいになっていました。私にとっては良い先生だったので、私は最後まで受けましたが。 

 

夏期・冬期講習

駿台はめちゃくちゃ「取れ」って言ってきます。担任にノルマがあるのでしょう。めちゃくちゃ加入してきます。受験生のため、というよりはノルマでもあるんだろうなぁって思って見ていました。「去年○○大学医学部に受かった先輩は10個とっていました」などという資料とともにめちゃくちゃ勧誘してきます(笑)自分に本当にとって必要なものだけ取ってください。

あ、思い出しましたが、先生方は「担任がたくさん取れって言うけど、そんなにとっても意味ないぞ」みたいなことは授業中言ってくれるので、それも参考にしてください。

 

 

 

一つの予備校で意外と書くことが多く、長くなりそうなので、まずは駿台予備校だけで終わりたいと思います。次は河合塾代ゼミについて書きます。

全部書いた後で、総評というほど偉そうなものじゃないですけど、まとめ的なものも書こうと思います。

 

もし他に何か知りたいことがあれば書きますので教えてください!

 

自己紹介(2023/06/02更新)

2023/06/02に内容を多少更新しました!!

 

 

 

自己紹介をしたいと思います。

 

アラサー女性で医学部合格というのは珍しいと思うので、身バレしない程度に(笑)

実年齢は、同期とかDMで相談をしてくれた方には言っています。

 

 

 

北海道大学経済学部を卒業し、そこからずっと再受験をしていました。

 

医学部を目指した理由は、

人を助けたいとか人の役に立ちたいとかそういったことももちろんありますが、

ここでは正直な理由を述べても良いと思うので、本当の理由を言いますね。

大学卒業間際にね、ショッキングな出来事があったからです。

ショッキングというと想像がつきにくいかもしれないのですが、

ショッキングというか、それまで目指していた道を絶たれるようなことというか…

そんな感じです。

 

医者になることでしかそれを乗り越えることはできないと当時は思いました。

今いる道と全く別の道だけど、

思い切って医学部目指そう!医者になろう!

と思ったのです。

 

今思えば、怒りや悲しみといった感情を、

再受験での勉強に向けることで現実逃避をし、精神を保っていたように思います。

そんなきっかけで始めるからこんなに時間がかかってしまったんだと思いますが笑。

医学部再受験って本当に難しくて、

そんな精神状態で始めるなんて無理だよ?と今なら思うのですが、

当時はそうすることしかできませんでした。

 

当たり前ですが、面接ではちゃんとした理由を用意しました!その辺の話はまたしたいと思います。

⚠️書いたので、リンク貼っておきます!

saijuken-2021.com

 

 

 

ここまで少し暗い話になりましたが、

もちろん医師になりたいと思ったのには、

明るい理由もありました。

 

そもそも、何かショックなことがあったからといって、

じゃあ医者になろう!って、あまり関連がないというか、繋がらないじゃないですか。

 

ちゃんとね、小さい頃から医師になりたい、っていう気持ちはあったんですよ。

 

私の父が医者ということで、

さいころからずっと憧れの職業だったのです。

やっぱり親の働く姿は格好良く映りますよね。

中学までは医師になりたいと思っていたんですが、

高校生の時に、いや医学部こんなに難しいの?無理!と諦めました。

 

ショックなことが起こって人生を考えた時に、これをきっかけに目指すのも良いんじゃないかなー、と思ったんですよね。

辛いことがあったと言いつつも、基本的にはポジティブな性格なので、再受験をやると決めた後は、

「よっしゃーー!!やったるでーーーー!!」

という気持ちでした。単純。

 

 

 

もともとは国公立に絞って受験していたんですが、

スト2年間だけ、私立も受験しました。

正確には学費のかからない某私立医はその前にも受けたことがありますが。(補欠合格でした)

 

 

最終的には、どこかの私大医学部に進学することになり、

再受験の挑戦に終止符を打つことができました。

長かった…本当に長かった…

 

 

 

 

ずっとずっと国公立にこだわっていたのでね、

本当にこれで良いのか?と少しだけ悩んだんですけど、

自分は

 

医者になりたいのか?

国公立の大学に行きたいのか?

 

と天秤にかけた時に、前者に軍配が上がりました。

私は医師になりたかった。こだわりは捨てよう、と。

 

 

そして2021年の4月から晴れて医大生になりました。

おめでとうありがとう

 

 

 

 

 

 

この記事を書いたのは、1年生として大学に通う前だったので、

今(2023/06/02)読み返して、色々書き足したり、書き換えたりしてみました。

大きくは変えていないのですが、面白いことに気がつきました。

皆さんは、ここまで読んで、気がつきました?

 

この文章の中には、

医者

と書いている部分と

医師

と書いている部分があるということに。

 

医者と書いているのは、受かった直後の3月の私です。

医師と書いているのは、今書き足した部分の私です。

なんか今の私(医学部3年)は、医師と自然に書いていました。

医者より医師の方が今はしっくり来ますね。

でも当時は医者の方がしっくり来ていた気がします。

なんでだろ?不思議!!

 

 

と、どうでも良いことに気がついたところで、自己紹介の記事を終わりにしたいと思います。

よろしくお願いします!

 

 

せっかくなので、おすすめの参考書を一冊紹介しようかな。

漢文が全然できなかった私に希望をくれた一冊です。

 

 
 

初めまして!

こんにちは。この春、医学部再受験に成功しました!

おもちという名前でTwitterをやっていたので、名前はそのまま「おもち」です!

そのうち変えるかもしれません。

 

とある情報では医学部再受験の成功率は2%と言われています。

私の体験談(良かったことも悪かったことも)が、今後医学部を目指す方への参考になればと思いこのブログを書こうと思いました。

単にせっかく頑張ったので書き記しておきたかったという思いもあります(笑)が、赤裸々に書いていこうと思うのでよろしくお願いします。

 

自分の体験をそのまま綴ったり、こうした方が良かったな、と思うことを綴ったり、春からの生活を綴ったり、いろいろ書きたいと思っています!