医学部再受験(経済学部卒)~春から医大生~

こんにちは!文系からの医学部再受験にやっと成功しました!長かった再受験の日々を忘れないように書こうと思いました。諦めなければ夢は叶う!

化学の偏差値の上げ方を徹底解説!

再受験を始めた年は偏差値30台でしたが、受かった年は73まで伸ばしたので、その勉強方法を書いてみました。

 

 

私は理転した人間なので、化学や物理、数学などは再受験を始めてから初めて習う分野もあったりして、最初に受けた模試では偏差値が30台のものもあったんです。

当たり前ですね、やっていないのだから。

ですから、偏差値を43も上げたのか!?というところに驚いてもらいたい訳ではありません。

 

 

 

医学部に受かるためには偏差値65〜70超えを目指したいですよね。

偏差値50後半から60くらいの受験生が、まず偏差値65、そして最終的には70まで、どうやって持っていくのか。

 

多くの受験生は今、偏差値50後半から60強くらいだと思います。

今偏差値50もないよ!?という方だっていると思います。私がそうだったように

でも大丈夫。

どういう方でも、

これを読んだら何かしら参考になる部分があるはず

と思って書きますので、よろしくお願いします!

 

 

 

〜化学編〜 

目次作ってみました。

 

 

 

*導入

私は、化学が最後の1年で爆発的に伸びた気がしています。偏差値が、というよりは、化学わかる、できる、という感覚が爆発的に伸びました。

逆にいうと、ずっと伸びなくて苦手意識を持ち続けていたのが化学です。

それを脱却してくれたのが去年通った塾の先生です。

化学が足を引っ張り続けていたので、先生の言う通りに1年間やってみよう、と思いました。

そして本当に1年間、先生がやれ、と言うことしかしませんでした。

先生オリジナルのテキストしかやっていません。

重要問題集などの一般的なテキストは一切やりませんでした。

逆に言えば先生がやれということは何でも貪欲にやりました。

すると今年の入試ではどこの大学でも化学が簡単に感じ、多分全ての大学で9割以上取れたんじゃないかと思います。

 

 

 

じゃあその先生に教わらないとダメじゃん!と思ったあなた。

 

 

 

待って待って!

 

 

そんなことはありません!

私がラスト1年間、化学をどう勉強したのかも書きますので、ぜひ読んでいってください。

ここでいう偏差値は基本的に記述模試でのデータを使っています。

私は私大医学部の一般入試で受かっているので、マーク模試に関しては基本自粛します笑

使えそうなデータがあれば使う程度で。

 

 

 

 

*偏差値30から50まで

それでは、勉強をし始めた頃のテキストを見てみましょう。

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これは再受験を始めた年の予備校のテキストから持ってきました。

窒素、塩化アンモニウムの化学式が書けなかったようです。

他のページにもたくさんこのレベルで分からなくてバツがついているのがありました。

正直これは化学I(今でいう化学基礎)しかやっていないというレベルではなく、ただただひどいです。

中学生でも書けますよね笑 偏差値30台も納得です。

しかし長年勉強していませんでしたし、忘れている部分も大いにあり、再受験生の私には思い出すという作業も大変でした。

 

それでもやる気だけは人一倍あったので、分からないなりに予備校での授業は毎回復習をメインにして、配布されたプリントの大事なところをまずは覚える、という作業を繰り返しました。

前回の記事で、丸暗記はダメだ、と書いたのですが、

これは科目の偏差値によって変わります。

偏差値30から50、つまり平均を取れていない科目については、一概に丸暗記はダメとは言えません。

まずは人並みに出来るようにならないと話にならないので、そこまで持っていくためには覚える作業が絶対に必要です。

塩化アンモニウムがNH4Clなんていうことは理屈じゃないですからね。(もちろん、NH4+とCl−がイオン結合して出来たもの、とかはありますけどそれはまた別)

どの科目にも言えることですが、覚えないといけないことは覚えないといけません。

 

わかりやすい例で言うと、

皆さん小2の頃、九九を暗記させられませんでしたか?暗記表みたいなものがあったりして、

「いんいちがいち〜いんにがに〜」

と先生の前で暗唱できればハンコをもらえるみたいな。

ゲーム感覚で覚えさせられましたよね。

あれって今なら頭の中で、ろくしちしじゅうに、と唱えると同時に

「6×7とはつまり6を7回足すことで、縦が6横が7の長方形の面積とも言える〜」

くらいならパッと考えられませんか?

でも当時そんなことを同時にパッと考えられる能力はなかったはずなんですよ。

他にもいろんなことを学んで、6×7=42が当たり前になっているから、いろんなことが考えられるんです。

だからまずは覚えましょうね、という。

今後勉強していくために、その道具となるものに関しては、理屈云々よりまず覚えるのが大切だと言うことは学年問わず言えることだと思います。

だって、その道具がパッと使えるものでなければ、使い物にならないじゃないですか。

 

料理の例を思いつきました。

ジャガイモの皮を剥かないと次にいけないって時、

包丁を使うのか、ピーラーを使うのか、という選択肢があって、どっちも正解だけど、どう考えてもピーラーの方が速いなぁ。

でももしピーラーの使い方が全く分からないなら、包丁で確実に剥きにいくのも手だなぁ。

 

だけど、包丁とピーラーの使い方がどちらも分からないとなると、どうしようもなくないですか。

包丁とピーラーの使い方がここでは九九に該当する感じだと思うんですよね。

(正しくは包丁が6+6+6+6+6+6+6でピーラーが6×7かなぁ)

とにかくまずは理屈は良いから、包丁やピーラーくらいは使えるようになろうってなりますよね。

確かに詳しく語ろうと思えば、包丁には持ち方とか種類があって、とかあるけど、まずはオーソドックスな使い方を出来るようになろうね、と。

そんな感覚だと思います。

 

 

 

 

つまり、まず偏差値50までは、考えるための道具として、暗記できるものはしまくる、というのが案外大切なんですよ、というお話でした。

 

考えるための道具がたくさんないと人間は思考が出来ません

 

これは再受験をしていて気が付いた一つの真理です。

勉強し始めた頃の、何も道具がない頃にはわかっていなかったことです。

考えるための道具がないから、自分がどこはわかってどこはわからないのかさえわかりませんでした。

だからまずは、考える思考力をつけるために覚えないといけないことはひたすら覚えましょう。

 

 

*偏差値50から60まで

まずはこれをご覧ください。

上から

第一回、第二回、第三回の全統記述模試です。

再受験を始めて2年目です。

化学に注目してくださいね。

 

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化学に関して言うと、偏差値が徐々に下がっています。(英語数学物理に関しては他の記事で触れますね!偏差値だけ先に大公開しておきます笑)

全統模試河合塾の模試なんですけど、現役生に合わせて作ってくれているので、出題範囲が徐々に広がる、というシステムなんです。

つまり、この頃の私はまだ後半部分の範囲が身に付いていないと言うことです。

1年目に必死に覚えたところに関してはなんとか点数が取れるようになっている感じです。

 

当時の答案があったので、具体的に見ていきましょう。

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問4の△になっているところを見て欲しいのですが、これ恐らくですが、有効数字のミスです。

これは、入試直前でも多くの受験生がやってしまうミスで、このミスに泣く受験生も多いんですよ。

受験当日、とても緊張している中でうっかりやってしまうんです。

こういう模試を利用して、やらないように気をつける練習をしてくださいね!!!

 

 

そしてこちら。
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ちょっとまず先に当時の自分にツッコミを入れておきます。

大問1、問1の(う)、次塩化酸素って何なのか聞いてみたい(次亜塩素酸って書きたかったのかな笑)

問3(1)、せめてClの数は合わせよう?(でも分からなくて適当に書くくらいなら何も書かないほうが採点官への印象は良いらしいです笑 MnCl2が出来ることは知っておかないとダメで、自分の知識がないことをアピールしちゃってるので。)

問6(1)、熱化学方程式は→じゃなくて=だよ、覚えようね。

 

と、言いたいことはたくさんあるのですが笑

大問1を全体的に見てもらいたいのです。

正解しているところが飛び飛びだということが分かると思います。

これって知識があやふやだったり、いわゆる基礎が抜けている状態の時によくある答案なんです。

まさに偏差値50〜60の人の答案という感じ。(これは再受験2年目の第二回の答案です)

次に偏差値60以上を書きますがその前に去年の模試を比較として出してみます。

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大問2はあんまり良くないですけど、大問3は良い感じです。

これは去年の第二回全統記述模試です。偏差値は73.2でした。

偏差値60を超えていくためにはがむしゃらにつけた知識の意味を考えてみたり、もっと知っておくべきことはないのか、と知識の幅を広げる必要があります。

私が勉強してきて思ったのは、その作業にむいているのは、教科書だということです。

偏差値が60あっても、教科書に書いてあることで明らかに大事そうなところであっても、意外と知らない、忘れていた、という知識が結構あるので、初心を大切にして、教科書を何度も読んでみてほしいです。 

それでは最後になりますが、

 

 

 

*偏差値60からの70の壁

 

ここでは、じゃあ偏差値60から70まで、どうやって伸ばしたの?というところを去年通っていた塾での勉強方法も含めて書いていきます。

去年の第二回は上の画像の通り偏差値73を取れましたが、第三回は下記の通り、偏差値65でした。

去年はコロナもあって塾の開校が遅れ、第三回記述模試の段階では塾で全てが終わったわけではなかったので安定してない感じがしますが、記述模試で偏差値65あれば医学部で戦えるので、許してください笑 (マーク模試の偏差値65は危ういです)

 

 


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総合偏差値63というのもいただけませんけどね笑

ただ、見てください、第三回の答案です。

 

 


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書いたところは大体合っています。

先ほど書いたような、正解が飛び飛びの答案とは言えないですよね。

確実に点数を取りに行けています。

ただ反応式でね、ナトリウムの個数が合っていないっていうね、数年前の自分と同じミスをしているのには、自分でも本当に驚きました。笑

模試でやらかすミスというのは本番絶対やりますから、皆さん気をつけてください。

私の例を反面教師にしてくださいね。

こう見返してみると、案外今年の入試本番でもどこかの大学では、反応式ミスっているんじゃないだろうか、という気持ちになってきました笑

受かっているのでオッケーですが、これで落ちてもう一年、なんて洒落になりませんよね。

 

 

私の場合、これ以上にたくさんの間違いパターンを自分の中で自覚していました。

反応式の係数ミスは先述通り、塾の先生に「適当な反応式ならむしろ書かないほうが良い」と教わっていたので、私の中ではあまり気にしていませんでした。こうやってブログを書くととても気になりますけど笑

しかし例えば、私は計算ミスが非常に多いです。

式は合っているのに、答えが違う。

こういうことが非常に多かったのですが、塾の先生から最初に言われたことの一つに、計算練習をしなさい、というのがありました。

計算練習ドリルは先生が用意してくださったものが塾に置いてあり、週3以上でそれをやるようにしていました。

その計算練習ドリルは、なんと小学生用のものです。

4桁×3桁、など、小学生の頃によくやっていた計算をひたすらやっていました。

スピードを意識してやっていたので、初めは普通に計算ミス連発です。

しかし続けているとなんと徐々にミスしなくなっていくんですよね、面白いくらいに。

この計算ドリルは12月頃まで続けていました。

それ以降は塾以外の勉強でも必然的にテスト形式の勉強が増えていくので、そこでの計算を意識してちゃんとやるという形で計算練習は続けていました。

 

これの何が良いって、計算が速くなるとか、計算をミスしなくとかじゃないんです。

 

 

 

試験本番、自信を持って計算出来る

 

 

 

という精神的な面でその効果が発揮されました。

これ意外と大きいと思いませんか。

本番で自信が持てることって、とっても大事。

あんだけ計算練習したんだからそうそうミスらないだろう、という自信がますます計算ミスから遠ざけてくれる。

実際に計算ミスをするかしないか、ということよりも、

精神的に安定した状態で計算ができるかどうか

が重要なんじゃないかな、と思います。

 

*最後に

とても長くなってしまいましたが、

なぜラスト1年間で化学が得意科目に変わったか、については書かないと終われません。

 

私は、暗記は人より少しできるということは書いたと思いますが、それを生かして、化学の色んなところの暗記分野は暗記出来ていました。

沈殿物の色とか、これとこれの反応でこれができるとか、錯イオンの形とか、この反応で使う触媒はどれかとか、

多くの受験生が覚えるのに苦労しそうなところは覚えていたのですが、

それをどこで使うのか

ということがいまいち把握できていなかったんですよね。

 

例えば、とある反応式で使う触媒は覚えているけど、問題文で聞かれていることがその反応式であることがピンと来ない、とか。

そういうところだらけだったんです。今パッと思いついたのが無機の分野ばかりだったんですが、理論分野でもそうでした。

計算はできるけど、この計算ってどこで出てくるんですかー?みたいな。

そういった点と点での知識を繋げてくれた

のが塾での授業だったんです。

 

塾での何が良かったのかを思い返してみると、授業の後に行われていた、

実戦形式のミニテスト

でした。

要は演習ですね。

しかもその場で採点されて、その後先生と会話をする、というのが良かったんだと思います。

先生はその道のプロですから、答案を見ればその生徒がどこで躓いているかわかります。

それは多分普通の先生なら誰でも分かるんじゃないかな、少なくとも予備校とかプロの先生であれば。

どこがわかっていないのか、その場でやったところを指摘されると、とても頭の中で整理されやすいです。

あぁそうか、ここ繋がっているんだ、

あ、ここ前もやったじゃん、

と毎回得るものがありました。

この気付きって、自分で気付ける人もいるんですけど、私は人と会話する中で気付けることが多かったです。

実戦形式のテスト演習のない塾や予備校に通われている方は、授業を受けている先生に声かけて、自分の間違えたところを見てもらうのが良いと思います。 

私は予備校にも通いましたが、先生に質問するというのが最初の頃どうしてもできませんでした。恥ずかしい気がしてしまって・・・。

でもそれ、めちゃくちゃもったいないんです!

意外と先生は生徒からの質問を待っています。

予備校の講師になる人ですよ、生徒と関わりたい人が多いはず。

最終的には、直接質問に行ったら授業の何倍も丁寧に見てくれた、という経験を何度もしました。 

ぜひ質問行ってくださいね!

 

 

まとめると、

自分のわかっていないところを把握してくれる存在がいてくれた、

ということと、

それを吸収するのに十分な知識量をそれまでの私が蓄積していた、

という2点が去年私が大きく伸びた理由だと思います。

 

偏差値的な意味では、2、3年前でも記述模試で65を超える時もあったので、めちゃくちゃ伸びたのか、と言われるとそうでもないかもしれませんが、

はっきりと体系付けられた化学が脳の中に張り巡らされていると、20くらい偏差値が上がったんじゃないかと思えるほどの安心感がありました。

 

結局受験は精神力の戦いでもあるので、かなり重要なことだと私は思っています。

 

 

以上が私が実戦してきた化学の勉強方法です。

とても長くなってしまって読みにくかったかもしれませんが、何かしらのヒントになっていたら良いなと思います(><)

演習と、それを把握してくれる人がいれば、どんな環境でも伸びます。

その把握は自分でできる人もいれば、私のように人に頼らないとできない人もいるので、その見極めは大事ですよ!