おもちの医学部再受験日記〜文系からの挑戦〜

文系からの医学部再受験に成功しました!長かった再受験の日々を忘れないようにこのブログを開設しました。諦めなければ夢は叶う!

医学部の合格体験記(家庭教師目線)

 

 

 

昨年9月からオンライン家庭教師で指導していた方が、

今年医学部に合格しました!

 

パチパチパチパチ〜〜〜〜!!!!

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

いや〜こんなに嬉しいことはないですね。

自分のことのように嬉しいです。

もう入学されて半年経っているのですが、医学部合格体験記なんてなかなか書く機会ないですから、せっかくなので書いておこうと思いました。

 

 

ただね、医学部受験にかかわらず、勉強というのは、

教師側の能力はあまり関係ない、というのが私の持論です。

 

 

だって、

勉強するのはあくまで自分

ですから。

 

 

私は再受験中、伸びるも伸びないも、受かるも落ちるも、全て自分の責任だと自分に言い聞かせてきました。

何年も落ちて、環境のせい、先生のせい、など自分以外のせいにしてしまいたいと何度も思いましたが、

違う違う自分のせい頑張れ自分

と。

実際何かのせいにしてしまうこともありましたが、気持ちとしては常に持っていました。

 

 

なので、今回生徒さんが医学部に合格されましたが、

私が何か大きなことをしたとは思っていないです。

 

 

ただ、

生徒さんが自分の力で受かるために、少しだけお手伝いはできたのではないかな

と思ったので、この記事を書いてみようと思ったのです。

 

 

今回は、そのお手伝いの内容、つまり私のオンライン家庭教師はこんな感じだよ、というお話を中心に書けたら良いなと思っています。

あくまで一例ではあるんですけど、再受験中の皆さんに何か少しでもヒントになることがあれば良いなと思って書いていきますね!

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、本題はもっと長くなりそうなので、目次を作ってみました。

 

 

 

 

 

それでは早速始めていきたいと思います!

 

 

 

1.生徒さんとの出会い

 

生徒さんの名前はわかりやすくRさんとしますね!

出会いのきっかけは、Twitter(おもち@再受験医大生 @sAIjU814)のDMに連絡をいただいたことでした。

私がTwitterで、オンライン家庭教師やります!と呟いていたのを発見してくれたのです。

 

ご自身のプロフィールをしっかり書かれた文章をいただき、Rさんが今何を求めているのかが一発でわかるような内容でした。

その丁寧な内容に、

あ、真剣に再受験している方だな、こちらも精一杯協力をして、絶対に受かってほしい!

とすぐに思いました。

 

少し前に、「医学部に受かる人の特徴というブログを書きましたが、

↓↓↓

saijuken-2021.com

 

この中の、行動が早い、というのにまさに合致した行動力ですよね。

受かるために必要なことならすぐ行動する、これは本当に大切なことだと思います。

 

 

DMで色々な情報を教えてもらったとは書きましたが、実際に色々お話してみないことには、生徒さんの現状はなかなかわからないというのも事実です。

実際にオンライン(私のオンライン家庭教師ではZOOMを使っています)でお話をしてみると、

 

某有名大学卒業とのこと、

そのため英語は指導を受けなくて大丈夫であるということ、

今はバイトをされているということ(仕事はセーブしているということ)、

私立医専願で行くということ、

 

 

などがわかりました。

直感ですが、これは受かる!と思いました。

 

ある程度有名な大学に受かっているということは、勉強の習慣があるということ

勉強の習慣が出来上がっている人は受験において大いに有利になると思います。

 

再受験生の皆さんの背景は色々あって、人生一発逆転するぞ!という意気込みで医学部を目指す方も結構いると思います。

ご自身の小中高時代を思い出してもらって、勉強の習慣がなかったな、と思う方は、まずは一日3時間でも良いから、コンスタントに毎日勉強するようにしてみてください。

受かるレベルになる頃には平気で一日10時間くらいは勉強できるようになっていますよ!

 

 

 

 

 

Rさんは、数学と理科に不安があるので、それを見てほしい、とのことでした。

私は物理化学受験で、Rさんは化学生物受験だったため、数学化学を見ることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

2.指導方法

 

さて、数学化学を指導することになりました。

基本的に私は、生徒さんの好きなように私を使っていただいて構わないと思っているのですが、質疑応答がメインになることが多いです。

 

 

 

ここで少し、医学部入試の本質を語ってみたいと思います。

 

受験生のレベルが高い学部の入試で勝つためには、入試本番に点数が取れる、ということが何より大事です。

 

他の受験生が解けるような問題は自分も絶対に落とさない

そういう勉強をすることが大事です。

 

私はこれを基礎力と呼んでいるのですが、

基礎力なくして合格は絶対にできません。

合格者も解けていないような難問を解ける必要はないのです。

 

勉強しているはずなのに、偏差値が上がらなくて悩んでいる、という人は意外と多いのですが、

その原因の一つは、これです。

難しい問題が解けるようになることが勉強ではないのです。

基礎力に抜けがある場合、どんなに勉強しても偏差値はあまり上がってきません。

 

 

 

 

Rさんにも基礎が大事という話をいつもしていました。

難しい問題集をやる必要は実はあまりないんですよね。

実際、Rさんは

数学は「基礎問題精講

化学は「エクセル化学

 

 

 

をメインの問題集に使っていました。

医学部受験生からしたら、え、基礎問題精講で良いの?と思う方もいるかもしれません。

 

良いんですよ。

 

 

基礎力なくして応用力つかず、です。

Twitterを見ていると、質問をしている受験生も結構いるのですが、

ここわからないのに青チャート使っているのか…もったいない…

と思うことがたまにあります。

焦って難しい問題集に手を出すよりも、

自分の実力に合った問題集を使う方が最終的な偏差値は上がりますよ。

 

そう、大事なのは、

今の自分の実力に合った問題集を使う

ということだと思います。

 

 

 

Rさんとの家庭教師では、

どんどん問題集を進めてもらって、少しでも引っかかるところがあれば疑問点を事前に送ってもらう

という形でやっていました。

実際にZOOMで会話をする中で、ここの理解がもっとほしいな、と思ったらその分野の解説を多めにしたり、宿題を多めに出したりで対応していきました。

 

Rさんは一度難関大に受かった過去があるため、勉強方法は確立できているように見えました。

自分で偏差値60弱までは上げられたけど、そこからが難しいという状況。

基礎的な部分の理解はかなり進んでいましたが、

まだ、たまに、ここどう理解したら良いかわからない、という問題に直面する。

そんなときに、すぐ聞ける存在が足りなかったんですね。

なので、私はその役割に徹するようにしました。

 

 

そうそう、指導時期によっては、

「ここは本当なら理解して欲しいけど、今はとりあえず暗記しちゃってください」

と言うこともありました。そんなときに

「分かった覚える!」

暗記できる力も受験においてとっても大切です。

 

再受験生には、現役生や浪人生が持っている「高1、2年などでじっくり考えたり演習した」という時間がありません。

遡ればもちろん自分の現役生の時の時間がありますが、昔すぎて忘れていることが多いです。

 

そんなときに、とりあえず覚える、という暗記能力は非常に重要になるんですよね。

再受験生と言ってもこれが4月なら話は変わってきますし、

トータルの偏差値が50台とかであれば今年の受験は厳しいので、丸暗記ではなく、理解を求めたりもしますが、

それも人によってバラバラです。

 

 

 

またRさんの場合、先ほども書きましたが、英語という圧倒的な強みがありました。

どのくらいの強みかというと、TOEICでいうと900点を超えるほどの実力です。

これは英語が難しい大学において、めちゃくちゃアドバンテージになるということがわかると思います。(大学によっては数学の大問1、2個分になるかも。2個は言い過ぎかな笑)

 

この強みのおかげで数学は基礎力をコツコツとつけている、という段階で受かったということは書いておいた方が良いと思います。

基礎力をコツコツつけているというと、まだまだ初歩段階のイメージがあるかもしれませんが、基礎力があれば偏差値65くらいは行くと思います。

 

またRさんは勉強方法が上手く、基礎問題精講からでも知識や思考を普通の人よりもたくさん吸収していたと思います。

このRさんの勉強方法、一つの記事に出来そうですよね。今度書いてみようかな。

 

本来であれば、基礎問題精講の次は標準問題精講がありますし、標準問題精講くらいのレベルも基礎力に入ると個人的には思います。

今回はRさんの合格体験記を書いているので、Rさんの場合はこうだったという話をしていますが、最適な勉強方法は人によるのだということは、何度でも伝えていきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

3.メンタル面でのサポート

 

 

再受験生は孤独です。

 

受験自体孤独かもしれませんが、再受験生は特に孤独な気がします。

周り(本当の同級生)と違う方向に舵を切って、もうみんなが終えている受験界に戻ってきているわけですから、一人ぼっちでやっているという感覚がすごいのです。

自分で決めた道とはいえ、やっぱりメンタル的には相当きついと思います。

私の感覚では、勉強を始めた頃よりも、合格が結構近くに見えている時の方がメンタルはやられるかな、と思います。

 

以前も書いたかもしれませんが、

自分で決めたからこそ、弱音なんか吐いたらダメなんじゃないか、とか

勉強できている環境に感謝こそすれ、辛いなんて言ったら…、とか

色々考えると、なかなか弱音を吐けないんですよね。

 

もしね、どうしても辛くなって、誰かに聞いてもらいたい、でも否定もされたくない、という時がきたらね、

「勉強させてもらってる立場でめっちゃ感謝はしているんだけど」

「今の環境が自分が決めた道なのはよくわかっているんだけど」

「弱音なんて吐ける立場じゃないと思うんだけど」

と、一言添えてから言ってみてください。

人間って不思議なもので、この一言があると、

「いや、そんなことないよ、辛いよね、頑張っているのわかってるよ」

という気持ちになってくれる人が多いです。

 

 

 

 

Rさんは、自分の弱いところや、メンタルが落ちている時などをきちんと自分で把握できる方でした。(これ意外と大事かも)

なので私もRさんに「今メンタルやられてます」と教えてもらったら、

 

合格後の話をしたり、

一度目の大学時代にどんな勉強をしていたのか聞いたり、

勉強と全然違う話をしたり、

 

気分転換になるような話を少し多めにするようにしていました。

Rさんの場合、それが長引くというよりは、定期的にそういう時がくるという感じに見えたので、家庭教師の時間の30分くらい気分転換に使うのはアリだと思っていました。

 

 

今も複数人の方の家庭教師をしていますが、

最近どうですか〜?という話は毎回するようにしていて、そこから話を広げるか、勉強に入るかはその都度決めています。

 

家庭教師は、塾講師や予備校講師よりも心の距離が近いのが良さの一つ。

メンタル面のサポートというと少し偉そうですが、

勉強以外の悩みなんかも気軽に言える存在でいたいなぁ

と思っています。

 

 

 

 

 

 

4.志望理由書、面接対策

 

 

Rさんとは9月からオンライン家庭教師を始めたので、準備期間を含めると意外とすぐに入試期間に突入しました。

私立医の多くは、出願書類の中に志望理由書等の提出があります。

国公立もあるところはあります。

 

私は元々文系で文章を書くことは得意でしたし、就活経験もあるので(内定は辞退してしまいましたが)、志望動機、面接等の対策もしています。

 

 

Rさんにも志望理由書の添削をすることになりました。

私自身本格的に人の志望理由書を添削するのは初めてだったのですが、他人の志望理由書を読むのって面白いんですね。

文章ってその人の性格が本当によく出るんだな〜って。

客観的に見ると、こんなにもはっきりとここの話もっと深く書いて欲しいな、とか、ここの話は入れなくて良いかも、とかわかるものなんだ、と感動したのを覚えています。

 

 

一度この記事で書いたことがありますが、

saijuken-2021.com

 

特に私立医の場合ですが、多くの場合、

志望理由書は、面接で使われます。

国公立は筆記受験者全員に面接が行われますが、私立筆記試験通過者のみに面接が行われます。

私立医は、何よりもまず筆記試験通過が最難関ですから、自分の学力を上げることに集中して欲しいですが、

じゃあ筆記受かりました、となった後、意外と大切になるのが、志望理由書なんですよね。

 

 

面接官は10〜20分程度の面接の中で、目の前の受験生に質問をしないといけないわけですから、この志望理由書にパッと目を通して、パッと興味を持ったところを聞いてきます。

(もちろん志望理由書は見ずに、元々聞くことを用意している面接官もいるけど)

 

どこに興味を持つかは人それぞれなので、ここ聞かれてもちょっと面白い話できないな、というエピソードは、書かない方が無難です。

逆に聞いてほしいところ、伝えたいことなどは、色んな角度から散りばめて書いておけば、どこかで引っかかって聞いてくれる可能性が高まります。

 

再受験生の場合、一度目の大学で勉強していたことはかなりの確率で聞かれるので、

1分ほどでどんな勉強をしたかを話せるように練習をしておくべきです。

私は卒業論文で勉強した内容と、そこから医学部再受験を目指したきっかけに繋がるように、全部で1分で説明できるよう何度も練習しました。

 

 

Rさんに関しては、社会人経験も再受験の決定に深く関わっていたので、それも全部まとめて、

なぜ医学部を再受験するという大きな決断をするに至ったのか

を簡潔に説明できるようにしておくことを伝えました。

 

 

志望理由は一度記事にしましたし、

面接もそれだけで一個記事が書けるような内容なので、今回は軽めにしました。

 

 

 

 

 

 

5.入試、そして入試後の初対面

 

 

もう入試。

いきなり時間が飛んだような感覚になっちゃいますが、

実際、志望理由書を書く時期が始まると、そこから筆記試験、面接と瞬く間に終わります。

 

 

一瞬です。

 

 

12月から2月末までは、受験生にとって一瞬で過ぎ去る期間となります。

 

Rさんとの家庭教師も、週一回水曜日にしていたのですが、この時期になると、

 

赤本等をやって、わからない問題が出てきたときに解説をする、

志望理由書の添削のためにお互いの合う日を決めてやる、

 

等の不定期開催に変更してやっていました。

いよいよ、という感じがしますよね。

 

 

本番が近づくにつれて、Rさんにも緊張感が見られましたが、

英語の強みを最大限発揮し、数学や化学を足が引っ張らないレベルまで持っていけたことで、

無事に複数校で一次試験を突破できました!

 

実際本当に快挙だと思います!

 

再受験を決意してから、ここまでくるのに、約一年半。

元々現役時に医学部を目指していたとはいえ、凄すぎます。尊敬

 

 

Rさんの場合、やっぱり一度目の大学生活で英語という強みを手に入れたこと再受験成功の秘訣なのではないかと思います。

圧倒的な強みのある再受験生は、1〜3年で受かっているイメージがあります。

 

実際Rさんが一次試験を突破したのは、英語が難しいと言われているところでした。

強みを持つというのは、本当にすごいことなんだなぁとRさんから教えてもらいました。

例えこれが医学部再受験じゃなかったとしても、強みを持つことは、何かしらで必ず役に立ちます。

皆さんも今いる環境で学べることは全力で習得して欲しいなと思います。

 

 

 

 

さてさて、入試が一段落した後、合格発表の前に、

初めてRさんとお会いしました。

イエーイ楽しかった(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

ずっとコロナ禍で、オンラインのみでやりとりしていましたが、感染対策をしっかりして少しご飯を食べるくらいなら良いんじゃないかということで、

ランチをしました。ハンバーグ。

 

 

美味しかった(*≧∀≦*)

 

 

出会いは先生と生徒という関係でしたが、それを取り除けばお互いアラサー女子。笑

話が盛り上がり、何を話したかはあまり覚えてないですが笑、とにかくずっと話していました。

再受験生って、お互いに再受験生だという圧倒的な共通点があるので、不思議な信頼関係がある気がします。

なんと言いますか、他の部分はさておき、再受験という、

ふわふわした狂気に包まれた期間

を過ごした人、みたいな暗黙の何かがあるのです。笑

 

これ再受験生、分かってくれるかな。この記事が上がる頃には、Rさんには先に目を通してもらっているので、わかるかどうか聞いてみます笑

→ふわふわした狂気に包まれた期間、的確ですね!by R

とのことでした!!笑

 

 

受験勉強から離れてお話したRさんは、とても面白く、興味深い人物でした。

もっと話を聞きたい、もっと話をしたいと思わせてくれる不思議な魅力の持ち主です。

やっぱり再受験をする人は、面白いな、と思いました。

この面白いって、英語で言うとinterestingなんですけど、私の知的好奇心がめちゃくちゃ刺激されるんですよね。

医学部の同期もそうなんですけど、interestingな人が大好きな私にとって、今の環境、面白いことばかりです。

毎日がinteresting。

 

 

あ、そうそう、オンラインでやりとりするときは基本マスクはしていないので、逆にマスクをしていると顔がわからず、一回すれ違ったのも良い思い出です笑

 

 

 

 

 

 

 

6.家庭教師として学んだこと

 

 

Rさんは最終的に合格をもらい、今は医大として生活しています。

広い意味で私の後輩になったわけですが、再受験仲間、そして医師として、多分一生関わる関係になったと思います。

そう考えると、あの時DMをもらって、家庭教師をやることになったのは、奇跡に近いですよね。

本当に運命ってすごいなぁと感じます

 

 

 

それではいよいよ最後になりますが、

私が家庭教師として学んだこと。

 

医学部再受験を客観的に見るのは初めてのことだったので、思うことはたくさんありました。

 

 

私立医において英語か数学が飛び抜けて出来ると強いんだな、ということ、

 

人に教えるとその分野の自分の理解度が増すんだな、ということ、

 

私立と国公立の受験は結構違うな、ということなど、

 

 

 

わかったことや勉強になったことがたくさんありますが、

結論としては、

 

 

やっぱり受験って頑張るのは自分だな

 

 

ということです。

冒頭に戻ってしまいますが、やっぱりコレです。

 

私にできたことと言えば、Rさんのわからない問題をわかるように解説することと、自分の再受験の経験を語ることだけだったように思います。

客観的にRさんを見て、Rさんに必要だと思われる情報はあげられたように思いますが、

再受験という孤独と戦って、それに負けることなく戦い抜いたRさんがすごいです。

その一言に尽きます。

 

 

なんかね、私もそれを通ってきているので、

あまりにもたくさんの称賛の言葉を送るのは少し気が引けてしまう気がするのですが、

再受験を終えて、今自分の再受験生活を振り返ったり、Rさんの再受験生活を客観的に見てふと思うのは、

 

 

 

二度と戻りたくないな

 

 

 

ということ。

戻りたくないというか、戻れない。

 

 

 

もうできません。

 

 

 

 

それは、1年生の頃よりも、2年生の今の方が強く感じるので、

時間が経てば経つほど、辛かったな、よくやったな、という気持ちになるのかもしれません。

 

 

私自身の再受験生活を振り返ると、

勉強を見てくれた先生方には感謝してもしきれないですし、

勉強だけでなく、精神面を支えてくれた塾長への感謝も一つの記事にしたくらいですし、

何より、生活面全てにおいて支えてくれた家族には、感謝どころの騒ぎではありません。

 

こうやって自分が受験生だったことを考えると、あらゆる方面への感謝が止まらないので、きっとRさんも私に感謝してくれていると思います。

 

でもね、今回は家庭教師目線での記事なので、

 

 

 

 

自分が頑張ったからこその合格。

自分が勝ち取った合格!

おめでとう!!

 

 

 

 

と全力で言いたいです。

Rさんの合格を身近で見ていて、

 

 

客観的に見ると再受験で合格するってすごいんだな

 

 

 

と心から思いました。他人事のようだけど笑

 

 

これだけたくさん書いておいて結論それかい!となってしまうかもしれないですね。

ごめんなさい。

でも言いたいことは色んなところに散りばめたので、それぞれの場所で色々と届いていたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

7.合格後の変化

 

 

これはおまけですが、

生徒さんが合格されてから、Twitterやこのブログで、DMやコメントの数がとても増えました。

自分が医学部に合格した

ということよりも、

誰かを医学部に合格させた

ことの方が反響が多いことに驚いています。(しつこいですが、合格させたとは思ってないですよ!笑)

 

私自身、自分が勉強することよりも、

人に勉強を教えたり、その計画を立てたりする方が性に合っていると思っているので、この変化は嬉しいものでした。

実際家庭教師をするかどうかは別にして、私は再受験生を無条件で応援しているので、

一人で孤独に耐えられなくなったり、誰かに話を聞いてほしくなったり、軽くアドバイスが欲しくなったりしたら、

気軽にDMしてみてほしいなと思います。

 

 

 

 

長くなってしまいましたが、以上が家庭教師としての医学部合格体験記です。

Rさんとは今も定期的に会って語り合うなど、先生と生徒の関係ではなく、友達として仲良くなっています。

嬉しい限り!

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

それでは恒例の再受験おすすめグッズ紹介コーナーです!

 

 

アリナミンのメディカルバランスのやつです。

これね、私は下のを飲んでいたんですけど、最近パッケージが新しくなったのかな?

上のを薬局で見かけます。

飲んでみたら同じ味がしたので、新しくなったんだと思います。

疲れたな〜と思ったら、寝る前に飲んでみてください。

朝、スッキリ目覚めることができますよ!

(私の場合です)

 

 

 

おわり2

 

 

 

注意!医学部再受験生が陥る沼。

この記事は、これから医学部再受験を始める人や、始めたばかりの人、始めたは良いけど上手く成績が伸びてこない人向けです。

再受験において、勉強以外にも色んな情報が欲しい!と思っている方々にも読んでもらえたら嬉しいです。

 

 

私は長く再受験生活をして、やっと受かった立場の者です。

実際自分が経験してわかったことだけでなく、受かっていく仲間たち、残念ながら受からず辞めていった仲間たち、現実の知り合いからTwitterまで本当にたくさん見てきたので、そこから得られた反省点を共有出来ればと思っています。

 

 

 

 

突然ですが、医学部再受験は結構難易度が高いです。

難しいことに挑戦する時って、ゴールまでの全体像を把握することがとても難しいですよね。

私が再受験を始めた頃は、やる気だけは人一倍あったので、毎日今日はどんなことが勉強できるだろうかとワクワクしていたのですが、合格までの全体像は全く見えていませんでした。

当たり前のことながら当時はそれにも気付いてなかったです

 

ずばり言うと、当時私はもっと簡単に受かると思っていました

決して気軽な気持ちで始めた訳ではなかったのですが、現実を知らないとは怖いもので、

遊園地の迷路に入り込んだ気持ちで勉強を始めたけれど、いざ受かって、来た道を振り返ると、

そこはアマゾンだった。

みたいな。もうめちゃくちゃ険しい。

アマゾンにいるときは、もちろんゴールは見えないし、これがあとどのくらい続くかもわからなかった

私はそんな沼に入り込んだわけですが、今きっとそういう状況にいる人は結構いるのではないかと思います。

そんな人たちに向けて書いています。

 

 

 

あ、こうすれば成績伸びるよ、とか、これさえやれば受かるよ、みたいなそんな美味しいことは書けません。

その方法は人によって全く違うからです。

私も参考書の紹介などはしていますが、参考書自体を参考にするのではなく、参考書の使い方などを参考にしてほしいという思いで書いています。

参考参考ごめんなさい。ゲシュタルト崩壊した…

 

 

ただ、「あ、じゃあ、こうやれば自分は伸びそうだな」と思えるような、今後の勉強の指標になることは書けるかもしれません。

 

 

 

さて、ここまで読んで下さったみなさん。

さっそくですが、みなさんは全員、生まれ育った環境、なぜ再受験を決めたのか、今の学力など、すべて違いますよね。

 

親が医者の人

親族に医療者が多い人

親族に医者がいない人

小学生の頃から塾に通っていた人

勉強する習慣のなかった人

小学受験をした人

中学受験をした人

小中高全て公立の人

高校の偏差値が65未満の人

大学の偏差値が60未満の人

大卒の人

文系の人

理系の人

英語が得意な人

数学が得意な人

得意な科目はない人

社会人

医療従事者

再受験と編入の二刀流の人

レベルを下げての挑戦の人(東大卒とか京大卒とか)

レベルを上げての挑戦の人(上記大学以外)

 

などなど。

上記に当てはまるものが全然ない人もいるでしょう。

本当に色んな人がいます。

医学部再受験をするという共通点はあるけれど、それ以外の共通点はないかもしれないってくらい多種多様なわけです。

 

まずその事実を知ってほしいです。

知ってるよ!?と思う方もいると思うんですけど、意外とここが大事なんじゃないかと思います。

どういうことかと言うと、とにかく最短距離で受かろうと思って、やみくもに1.2年で受かった人の話ばかりを聞く人や、合格体験記を読み漁る人、本当に多いんです。

 

その人の背景には目を背けて。

 

華々しく医学部再受験に成功した人の話は、美しく見えますよね。

でも、受かった人自体の話はあまり役に立たないです。

自分もこうなりたい、こうやれば受かるんだ、と思い込んで、闇に埋もれて行く人を私は何人も見てきました。

 

例えるなら、初めて野球をやった子供が、プロ野球選手になる!と言って、プロ野球の試合ばかりを観てる状態。

試合を見てるならまだ良い方で、勝利インタビューとかを見ている状態。

練習を疎かにしてね。

確かにルールやプロ野球業界には詳しくなるかもしれないけど、じゃあ150キロの球、打てるの?という話です。

もちろんいきなりは無理だけど、いずれ150キロの球を打てるようにならないといけないわけです。

それはただ試合だけを観たり、ただインタビューを観るだけでは無理ですよね。

 

 

そういう感じの人がとても多いのです。

確かに勉強ってコツコツやらないといけないし、地味だし、やりにくいものです。

毎日コツコツ素振りするようなもの。

毎日コツコツ走り込むようなもの。

ほら、よく聞くじゃないですか、部活にのめり込んでいた現役生は、引退後の最後の伸びがすごいって話。

毎日素振り、走り込みをしていた熱量を勉強に向ければ、そりゃ伸びるよねっていうことです。

 

 

私なりにわかりやすいかなと思ってスポーツに例えてみたのですが。

医学部合格をプロ野球選手になること、と同義にして。

全然違うじゃん、っていう反論もあるかとは思うんですが、なるほど、と思ってくれる方もいると思うので、ちょっと付き合ってくれると嬉しいです。

 

再受験生の皆さんが、何歳から野球を始めるのかは人それぞれなんですよ。

 

人によっては、高校の甲子園球児から始める人もいるでしょう。これは合格体験記とかによく載っている、社会人やりながら合格しました!文系卒だけど合格しました(東大文Ⅲ卒)!のような人が該当すると思います。

もう見えているんですね。プロ野球選手が。

もちろん、それでもプロ野球選手になれない人もいます。

 

また人によっては、幼稚園からの人もいるでしょう。

これまでの人生で勉強する習慣がなかったタイプの人が該当すると思います。

おぼつかなくても良い、とにかくまずはボールに慣れることから始めよう。

そういうところから始めないといけない人も多いと思います。

 

 

どこから始めたとしても、受かる人は受かるし、受からない人は受からない。厳しい世界ですよね。

 

でも共通事項として基礎練は絶対的に大切です。

初学者に基礎が大切なのは言うまでもなく、目の前にプロ野球が見えている甲子園球児も、毎日の基礎練こそ、大切にしていると思います。

試合(応用問題の演習)だけやっていても、試合の感覚を掴むのは大切なんだけど、それだけではダメですよね。

 

 

あともっと大事なのが、合格者の話を聞くなら、同じレベルから始めた人か、自分より下のレベルから始めた人の話を聞いた方が、自分の為になるんじゃない?ってこと。

小学3年生くらいのレベルから始める人は、甲子園球児からプロ野球選手になった人に話を聞くよりも、同じく小学3年生から始めた人の話を聞いた方が良いと思います。

多分、甲子園球児から始まった人の話を聞いても、素晴らしい話は聞けるけど、じゃあ自分が今すぐ100メートルの遠投ができるようになるのかというと無理です。(遠投距離は軽く調べて書いただけなので誤差は許してください笑)

 

甲子園球児から始める人はいきなり100メートル遠投できるんですよ。

確かにね、甲子園球児から始める人も、過去には小学3年生の時代がありました。

でもそれ、再受験時代の話じゃないんですよ。

現役のときにその時代を過ごしてきているんですね。

育った背景が違うってそういうことなんです。

 

大人が小3レベルから始めるのと、小3が小3レベルから始めるのは全然違います。

 

 

同じレベルで始めた人の、こういう筋トレをして、こういう投げ方をして、こう失敗したりもしたけど、60.80メートル、そしてついに100メートル投げられるようになったよ、という話の方が、うまくいくと思うんですよね。

 

ちょっと言いたいことが伝わってきたと思うんですが、どうでしょう?

 

合格までの道筋、スタートラインが全員違うんだということが伝わるでしょうか。

そして怖いことに、どんなに正しい道を進んだとしても、プロ野球選手になれるかどうかはわからない、ってことも医学部再受験と共通しています。

 

 

 

とある東大卒のとある経営者が言っていたんですけど、

勉強ができるってことも才能だよって。

どんなに勉強しても、出来ない人もいるよって。

 

残酷だけど、あぁ、正解かもって思いました。

人それぞれ合う道があるから、才能が開花しない道にずっといる必要はない。

勉強できるかどうかは、結構遺伝とか育った環境にも左右されるので、無理だと思ったら引き返す勇気も必要です。

再受験って多くは20代30代の挑戦になると思うんですが、貴重な時代、潰れますよ。

 

 

ってめっちゃ怖いことを書いてしまいましたが、

私個人的には再受験するって決めた方を心からめちゃくちゃ応援しています。

だからオンライン家庭教師をしたり、こうやって厳しいことかなぁと思いつつも現実的に知っておいた方が良いことを書いたりして、応援しているんですね。

Twitterでは(おもち @sAIjU814)DMを解放して無料で相談に乗っていますし、コンスタントにメールしている人も1人2人じゃなく、結構います。

再受験だけじゃなくて普通の受験生も多くてみんなそれぞれ不安を抱えている訳ですが、

やっぱり全員に受かってほしい。

 

そのためには間違えた情報収集の仕方をして欲しくないなと思いました。

自分は本当に1.2年で合格できる背景を持っているのだろうか。(現実的に再受験生の多くは持ってません。)

自分の立ち位置を、勇気を持って客観的に見てください。

どこから始めても、それが正しい位置からであれば、最短距離で合格します。

謙虚に少し前から始める分には良いですが、

少し背伸びすると、めちゃくちゃ合格が遠ざかるので、気をつけてくださいね。

 

それでも受からない人の方が圧倒的に多い世界。

辛いことや苦しいことも多いと思いますが、諦めずに頑張ってもらいたいです。

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

それでは恒例の私が再受験時代に買って良かったなと思う商品の紹介コーナーです。

(今日が初回w)

 

 

いやーこれ無くしちゃったんですよね。

でも近々また買う予定です。

肩こりの人にはめっちゃおすすめです。

 

おわり2

医学部再受験は迷惑なことなのか?

ちょっと書いては下書きに入れ、また別のことを書いては下書きに入れ、を繰り返しているので、下書きが溜まっています笑

 

今日はその中から去年の秋頃に途中まで書いていた記事を完成させてみました。

 

医学部再受験は迷惑なことなのか?

 

です。

 

 

SNSには色々な人がいるので、医学部再受験に対して辛辣な意見が見られることが多々あります。

 

 

・歳をとってから医者になるのは、周りと比べて医師でいられる時間も少ない。

・教える側(大学教授など)からしても気まずいと聞いた。

・体力が減っているから不利。

・加齢している分勉強も大変だし、甘くない。

 

 

等々、今、医学部再受験をしているよ、という方が見たら、悲しくなったり凹んだりしてしまうような、マイナスな意見も多いんですよね。

 

 

それに対する私個人の意見を書こうかなと思いました。

お前誰やねんってことでまず軽く自己紹介。

国立大学経済学部を卒業後、色々あって昨年私立医に合格し、今医学部2年生をやっているアラサー女性です。

こんにちは。

 

受かったとはいえ、やっぱり上記のような意見を目にすると悲しいんですよね。

みんな冷たいなぁって。

なので、私は元医学部再受験生として、そして再受験医大生としての目線で、この件について語ってみようと思います。

 

 

まず、医学部に限らず再受験しているということは、とても珍しいことです。

出る杭打たれるじゃないけれど、他の人と違うことをやっている人は、少し目立つのが今の日本。

それでも昭和や平成に比べたらだいぶ寛大になったかな?昭和知らないけど…

 

私自身は、再受験をしていることは家族と仲の良い友達数人にしか伝えていませんでした。

完全に殻に閉じこもって知られたくない!という気持ちでやっていたのですが、

なんだかんだ近所の人はみんな知っていたと思うし、友人も結構知っていたんじゃないかと思います。

でも幸いなことに私に直接今なにしてるの?とか、再受験してるんだって?と聞いてくる人はほとんどいませんでした。ありがたいことです。

再受験をすると伝えていた友達からは、○○から私が今何やってるのか聞かれたけど、誤魔化しといたよ!と笑いながら報告されたこともありました。

誤魔化させてごめん、ありがとう。

 

周りに恵まれたな、と思います。

 

それでもやっぱり数名からは、否定的な意見を言われました。

 

 

えーなんで国立出てまた大学行くの?もったいない。

意味ないって。

受からなかったらどうするの?

 

 

なんてね。当時は凹み、怒りも沸きました。

再受験中は心に余裕なんてないので、なんで家族が応援してくれているのに赤の他人にそんなこと言われないといけないのって。

 

ちょっと自分の話が長くなりましたが、こうやってね、たまには面と向かってでさえ言われるんだから、

SNSとなれば、そりゃー言われますよね。

 

面と向かってなら言わないようなこともSNSだと言っちゃうっていう人が、意外といるんですよね。

ネットリテラシー、本当大事。

 

別に自分の意見なんだから言って良くない?

と思う人もいると思うのですが、

私は、その言葉によって傷つく可能性のある人がいるなら、言わなくて良くない?と思います。

 

何事に対しても私はそう思って生きているのですが、

特に1番上にあげた意見って、じゃあ再受験するなってこと?と捉えることもできるし、それが事実だとしても、今限界状態で毎日勉強している再受験生にとっては、結構きつい言葉ですよね。

 

ただね、そういう意見を述べる人に対して、述べなくて良くない?やめなよ、って、一人一人に声をかけるのは、まぁ無理な話なので、

じゃあ再受験生側がね、どう捉えたら良いかって言いたくて。

 

 

無視です。

 

気にしない!

 

本当に気にしなくて良い!

他人の意見なんか、気にしなくて良いよ!

色々言われるかもしれないけど、そういうのはもう散々自分の中で考えた上で、再受験をすると決めているはずです。

再受験をすると決めた理由は人それぞれだけど、その理由に良し悪しなんてないんですよ。

他人が意見できる領域ではないと思います。

 

それに大学という場所は高校卒業またはそれに同等の資格を持っている人なら誰にでも開かれている場所です。

何歳でも、誰でも、入って良いんですよ。

ましてや最近の医学部は面接がありますから、来ないでねと思われた人はそこで弾かれます。

面接をクリアして、合格をもらった人は、堂々と通って良いんですよ。

 

だから、本当に単なる批判なら気にしないことが正解です。

(あなたの勉強方法についての意見、とかならぜひ耳を傾けてね)

 

実際合格をもらって医学部に通っている私ですが、周りの環境がとても良いのかもしれないということは考慮しても、

先生から差別的な対応をされたことは全くないですし、再受験の人の存在も当然のように受け入れてもらっている感じがあります。

先生からしたら、学生は学生。

それ以上でもないし、それ以下でもない。

先生だけでなく、同期や先輩方からもそういうふうに思ってもらえているなぁ、と感じます。

 

 

 

勉強は確かに大変かもしれない。

でもそれって持って生まれた地頭も相当関係してくるし、育った環境も大いに関係するでしょう。

ましてや医師でいられる時間に関しては、寿命なんて人それぞれ。

現役で医学部に入って24歳で医師になっても30代で亡くなってしまう人もいるでしょうし、

再受験で40歳で医者になって、80歳でまだ現役バリバリという人もいるでしょう。

どっちも、めちゃくちゃレアなケース!とは言えないと思います。

普通にどこにでも転がっていると思います。

 

何年医師でいられるかなんて、人それぞれなんだから、大学側(選別側)以外の人がどうこういうべき問題ではないと思うんですよね。

 

 

いや、医師になるのにどんだけお金(税金)かかると思ってんの?

という意見も聞いたことがありますが、それこそ、大学側が来ていいよ、って言ってくれているのに、それどの目線?です。

 

自分の人生は、自分が自由に決めて良い。

他人がとやかく言うべきではない。

SNSは自分の意見を自由に述べられる場所だからこそ、責任も伴う。

それ、ナイフになってない?大丈夫?

ってことを常に意識しながら利用したいですよね。

 

まとめると、

再受験は、全く他人に迷惑をかけている行為ではありません。

堂々と、自信を持って、受かってください。

外国に目を向けてみれば、大学卒業してから医学の勉強する、なんて普通のところもありますし、全然気にせず、医学部を目指してほしいです。

 

ということです。

 

 

 

医学部は点数さえちゃんと取れば誰にでも開かれています。(例外があるのは認めるけどね)

世の中は辛辣な意見も多いかもしれないけれど、医大生側の多くは、歳の離れた同期も、仲間としてちゃんと認識してくれる世界ですよ。

みんな頑張れ!

 

おわり

年の差は実際のところ感じる?友達できる?

 

再受験生がいざ医学部に受かると、入学までの間にとある(贅沢な)不安が押し寄せてきます。

 

 

「同期と馴染めるのだろうか…?」

 

 

贅沢ですよね。

でもこれ、結構深刻な悩みとなって3月末から入学式までの脳内を蝕んでくるんですよ笑

 

現役だろうが、1.2浪だろうが、多浪だろうが、再受験だろうが、みんな新しい環境に身を置くわけだから少なからず不安はあるんだと思いますが、

 

おそらく再受験生は一際その不安が大きいのではないかと思います。

 

結論から言うと、

 

友達になるのに年齢差は関係ない!

 

です。

年の差を感じるか、と言うと、それは感じます。

実際年齢に差があるわけですから。

ただ、みんなが不安になる、「うまくやっていけるのか」という不安に関しては、

 

「うまくやっていけるよ!」

 

と自信を持って言えます。

 

結論は上記の通りで良いのですが、

ちょっと厳密に話そうとすると、色々分けて話した方が良いな、と思いまして。

・年齢差の話

・ただの同期の話

・友達の話

で分けて話していきたいのですが。

 

 

 

まず年齢差ですね。

 

一言で再受験と言っても、年齢は人それぞれなので、1番多い現役生との年齢差も、それは人それぞれです。

個人的に、Twitterや周りを見ていると3〜5個くらい離れている人が1番年齢差を気にしているのではないかなーと思います。

21〜23歳くらいまでの方。

子供というには成人しているし、人によっては社会人でもある年齢なので、少し大人ぶりたい年齢。

これはこのくらいの方を馬鹿にしているとかでは全くなく、私がそうだったというだけの話なんですけどね。

 

年齢が近ければ近いほど、少しの差が大きく感じるのはあると思います。

中高での部活を思い返すと、一個上の先輩は最強だったし、二個上の先輩はでした。

たまに練習を見にきてくれるOBOGの先輩方に至っては、

神が敬語を使っている…!!!!!!!

と、もはや当てはめられる言葉が見つからないくらい上の存在でした。

でもそれ今思えば、それでも4つ上とかですもんね。

10代や20代前半に出会った人同士において、4つくらいの年齢差が大きいことがとてもよくわかります。

 

ですが、アラサー以降になってくると、目の前にいる人が20歳でも40歳でも、それは人であって。

人と人とのコミュニケーションと捉えられるので、年齢差を感じたとしても、それはそんなに重要ではない気がします。

 

 

では同期という目線で見てみると、

大学以降は、年齢ではなくて、同じタイミングで入学や入社をすれば、それは同期ですよね。

上も下もない、仲間です。

なので、こちらが気にしなければ、普通に話せますし、そのうち友達にもなれます。

現役生からしても、気を使われる方が気を使っちゃうって感じだと思います。

実際仲良くしている同期がそう言ってました。

 

ここで個人的に大切だと思っているのは、上から目線にならないようにすること、です。

先ほど触れましたが、年の差は確かに感じるんですよ。

当たり前です。

実際に年の差があるんですからね。

自分が18歳くらいの時に悩んだようなことで悩んだりしていて、懐かしい気持ちになったりしますよ。

あぁ、そうだよなぁ、そんなことが不安だったよなぁ、と。

どんなに仲良くなれると言っても、実際に年齢差はあるので、ナチュラルな上から目線になってしまう可能性があることを忘れてはいけないと思います。

でもこれって、

相手を不愉快にさせない、

相手の嫌がることは言わない、

とかと同義ですよね。

なのでそこまで常に、上から目線になってないか!?不快な発言していないか!?と気を張る必要はないと思います。

頭の片隅にちょっと置いておく感じで。

 

単純に同期は、

6年間共に切磋琢磨して医師になるために勉強する

という共通点があるので、

その目的のために一緒に過ごす時に、

年齢は特に問題にならないよ、と言えると思います。

 

ただ色んな人の話を聞いていると、再受験で医学部に入って、周りとうまくいっていないと言う人も確かにいますよね。

ここから先は、同期という括りに加えて、友達になれるか、という話にも入っていくのですが、少し偏見のある意見になってしまうかもしれません。

 

再受験で周りと馴染めないという人を見ていると、

それは年齢が原因ではないのでは、と思うことがあります。

元々人間付き合いが苦手なのではないかな、と。

中学高校時代を思い返して、問題なく友達ができた人は、再受験でも問題なく友達ができますし、そうではなかった人は、少し工夫しないと難しいかもしれないです。

 

コミュ力ってこういう時に結構問われる力だと思うんですね。

周りより大人なら、その分うまく立ち回ってコミュニケーション取れると良いですよね。

高校時代は友達ができなかったという人も、再受験ならではの経験値を活かして、うまく友達を作って楽しむこともできますよ。

そこは年齢差を逆手にとっていくこともできるので、高校時代に友人関係で良い思い出がないという人もチャンスがあると思います!

 

じゃあ友達を作るのは難しいの?という話になると、

いやいや作れるよ!

と私は思います。

私、現役の同期(19歳)から呼び捨てで名前呼ばれているし、3浪の同期(長女気質)からは叱られますし笑、普通に同じ年の友達と変わらないような付き合いをしています。

「◯◯ちゃーーん、聞いて〜〜〜彼氏が〜〜〜」

って話しかけてくれる同期もいるし、って例をあげるとキリがないくらい普通に友達です笑

もう入学してから1年半近く経ちましたしね。

深い付き合いになってる同期は結構いますよ。

 

こういう同期には、最初不安だったよ〜〜という話をしたこともあるのですが、

「いやそもそも年上とか言われなきゃわからんし…」

って言われました笑

あと、これは仲良くなれたな、って思ったのは、

「私は年齢マウントとっていく!!」

と堂々と私は若いんだぞアピールしてきた時ですね笑

可愛いな〜と思いつつ

「それは一生勝てん!子供め!」

って言っときました笑

ある程度仲良くなってきたらこういうやり取りも楽しいものです。

将来医者になっても会おうね、助け合おうね、という話もしていて、みんなの地元が日本中に散らばっているので、プライベートジェット、割り勘で買う…?と話し合っています笑

これは冗談ですが、普通の友達でしょ?笑

 

もしかしたら再受験成功して今1年生だよって人で、まだ友達ができていない人もいるかもしれません。

でも医学部は実習が多いので、そこで知り合いは作れるから、大丈夫です!

相手は思っているより年齢を気にしていないので、たくさん話してみてください。

気の合う友達が見つかりますよ。

もし人間関係を作るのに不安があるなら、上から目線にならないことに気をつけてね!

男女問わず、気の合う人が見つかるまで、色んな人と話してみると良いと思います。

というか、1年生なら、ひろーく見れば私の後輩じゃないですか!

私、友達になりますよ!Twitter(@sAIjU814)からでもここからでも連絡ください!

ご飯にいきましょう!

後輩なら奢りますし、3年以上の先輩なら奢ってください笑

 

 

 

 

話は逸れましたが、最終的な結論としては、

自分次第で友達は作れるし、

友達になるのに年の差は関係ないよ!

ということです。

再受験終わったら現れる贅沢な悩みについて書いてみました。

 

 

おわり

家庭教師として思うこと。

私は頭の中で色々考えるのがクセで、あーだな、こーだなって常に何か考えているんですが、そういう思考を綴るだけのブログなら、結構頻繁に書けそうだなと思ったので、書いてみます。

 

じゃあ今日のお題は「家庭教師をしていて思うこと」

 

 

去年の今頃、コロナ禍ということもあるし、オンライン家庭教師って需要があるんじゃないかな、と思って、Twitter(@sAIjU814)でつぶやきました。

 

TwitterなどのSNSって、中の人が本当に医大生なのか、本当に女性なのか、などの確信が持てないし、危険じゃないですか。

でも私は真剣に再受験生を応援しているし、役に立てることがあるなら立ちたい、と本気で思っているので、募集のつぶやきをしてみたんですよね。

 

コロナ禍でオンライン◯◯の需要が高まっている時代。

良い時代です。

 

実際、予備校に通うのは結構お金がかかりますし、家庭教師なら自分のお財布と相談しながら回数の調整もできるという点も考えると、家庭教師って良いツールだと思うんです。

しかもオンラインとなるとお互い移動せずにできるから楽ですよね。

夏休みや春休みの長期休暇は帰省したい私みたいなタイプの人間には、オンラインとっても良いです。移動しないのもそうですが、どこにいてもできますから。

 

一回めの大学生の時は塾講師をやりましたが、夏期講習とかとても忙しくて、多分こっちでやってしまうと帰れなくなるな、と思って諦めていたんですよね。

 

実際今年もコロナの状況を見てですが、夏は帰省できたら良いなと思っています。

春は帰省しなかったんですが。

 

もし帰省できれば、受験生のような荷物で帰省することになりそうです笑

実家にも受験時代に使っていたものがまだかなり残っているのでそれも今回使えそうなものは関東に持って帰ってこようと思っています。

 

 

 

実際今年は、ありがたいことに複数人の方の家庭教師をさせていただいていて。

去年は一人だったんですが、その方が無事に医学部に合格されたこともあってか、DMなどで連絡をいただく機会が増えたんですよね。

本当にありがたいです。

医大生、という肩書きよりも、医学部合格実績ありの医大生、の方が宣伝効果があるようです。

そりゃそうか。

 

去年家庭教師をさせていただいた方との授業の様子とか、合格体験記みたいなものもブログに書いていきたいと思っているんですけど、実際途中まで書いているんですけど、長すぎて終わりが見えません。笑

 

ちょうど出会いが8月だったので8月中には出せたらいいな、と思っているので、お楽しみに!

今ふと思ったんですが、合格体験記とは別に、対談的な感じで受験について語るみたいな記事があったら面白そう。

それめっちゃ良いじゃん!ってことで、今度その元生徒さんに対談しませんかって言ってみます笑

 

で、私は再受験生(もちろん受験生も)の絶対的な味方なので、現段階での偏差値は全く気にしません。

例えばその方の目標が医学部合格だとして、そこまで今どのくらいの位置にいるかというのは、話せばなんとなくわかるんですけど、気合いやる気、さえあれば全く問題ないです。

どんな質問でもしてくれて良いですし、それでこんなのもわからないの?なんて絶対思いません。

とにかく医学部合格に必要なことは全部包み隠さず教えます。

相談でもなんでも乗ります。

医学部に受かるための手助けができるなら、なんでもやりますよ。

でも、その分、めちゃくちゃ気合い入れてね

ということを常に思いながら、指導しています。

 

結構メンタル面とか、学習計画とか、質疑応答以外にも幅広く関われたら、と思っているので、受験が終わった去年の生徒さんとは今も会って語り合うくらいには仲良くなっちゃいました笑 あ、コロナもあるので、宅飲みですが(めっちゃ仲良し笑)

 

そんな感じで、個人的にはとても親身なタイプの家庭教師だと自分では思っているので、生徒さん(見てないと思うけど)、どんどん質問してね!

 

 

と、こんな感じのことを思ったので書いてみました。

 

おわり

2回目の大学生活だからこそ。

なんだか久しぶりの投稿になってしまいました。

ブログを書き始めることは頻繁にあるんですけど、一度書き始めると長くなってしまって、書き切れずに下書きが増えていくんですよね。

 

もっといろんな参考書を紹介したり、再受験中にこんなことがあったよ、この勉強をするべきだよ、という情報も書きたいのですが、

まずは短いブログでもコンスタントに投稿する、ということを目標にしてみようかな。

あーでも結構前の記事を見返しても、これは今度書きます、と言っておきながら全然書いてなかったりするので、その辺もちゃんと書いていきたいですね。

 

今日は、2回目の大学生活について思うことを書きたいと思います。

人生で2回大学に行く人って、そうそういないですよね。

 

私は父も再受験で医学部に行った人なので、意外と珍しくないと思っていたというか、

そもそも医学部は再受験が割と多い学部なので、前はどこどこ大学だった、とか、どういう勉強をしていた、みたいな話は同期ともたまにするんですが、

これってレアなことだよなぁ、となんだか改めて思ったり。

 

でね、私が1回目の大学生だった頃、特に就活時期に、大人の人達にこう言われることが多かったんですよ。

 

「もっと勉強しておけば良かった」

 

と。

もちろんもっと遊んでおけば良かった、という言葉も同じくらい聞きましたが笑

 

多分大学生活に限らず、忙しい環境にいると、時間のある学生時代にもっとできることがあったのになーと思うのかな。

自分の子供に勉強を教えられなくて、あーもっとやっとけば良かったー、と言っている友人もいました。

 

やっぱり人間って、振り返った時にああしておけば良かったなーって思うこと、ありますよね。

それって後悔とかではないと思うんですけどね。

実際私も遊び倒した高校時代、1回目の大学時代のことは全く後悔はしていません。

めっちゃ楽しかったから。

勉強しておけば良かったーと思わないこともないですが、後悔とは違いますね。

反省でもないですよね。

だって多分、単に時間が戻るだけなら、私は同じ人生を歩むと思う。なんだかんだ。

でも、もう一度学生時代を体験できる世界線があるのであれば、っていうifの世界というか、そういうあまり現実的ではない世界を思い浮かべての、やっときゃ良かった〜〜ですよね。

 

そのifの世界に、私いるなって。

私は今それができる環境にいるなーと気がついたんですよね。

 

ただ医者になるためだけの勉強をカリキュラムに沿ってやるだけではなく、

興味のある分野の勉強、それが医学に関わることでもそうでなくても、

それをこのifの世界でどんどんやるべきなんじゃないかなって思ったんですよね。

 

それで行動してみたんです。

とある興味のある研究室の教授にメールをしてみました。

すると実習をしてくださることになり、研究室に行けたんです。

まだ2年生なので、知識もあまりなく難しいことだらけではあったのですが、

 

もうね、めちゃくちゃ楽しかった。

 

やること全てが楽しくて感動の毎日だった。

学校に行くのにウキウキな気持ちになるなんて人生で初めてでしたね笑

そして、あ、自分この分野好きなんだな、って改めて思いました。

昔っから、それこそ小学生くらいの時から漠然と好きな分野ではあったんですが、

子供の時に好きなものって理由があまりないですよね。

もうなんか本能的な。

それを感じました。

好きなんでしょうね、この分野。

子供の時から憧れていた世界が目の前にあって、それを体験している私はさぞ子供のように目を輝かせていたことでしょう。

うん、楽しかった。

 

今後も関わることのできる分野ではあるので、その時までにもっと勉強して知識をつけておきたいなと今は思っています。

 

それにしても、こんなに積極的に勉強をしているのは2回目の大学生だからこそだな〜と思います。

もちろん同期の中には、現役というか1回目の大学生活でも、私と同じように、大学のカリキュラムを超えて勉強したいと思っている人もいるので、一概に2回目だからとは言えないと思いますが、

私の場合は2回目だからこそ、やりたいことは何でもやろう、という貪欲な気持ちで積極的に勉強できているんだろうなと思います。

 

医学部再受験中の方の多くは、これをやりたいから医者を目指す、という人が多いと思うので、

大学受かったらなんでも勉強できるよ!というちょっとモチベーションの上がるだろうお話をしてみました。

 

おわり

化学初学者におすすめの参考書

こんにちは、なんか珍しく暇な日曜日を過ごしていてハッピーです。

 

私は元々文系学部の人間だったので、理系のことはよくわからないのですが、こんなに実習が多いのは医学部だからなのでしょうか。

医療系だと実験が多いのかな。

でも理系は実験しているイメージあるので、全体的に実習多めなんでしょうかね。

 

実習は面白いですよね。

百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、授業を聞いているだけではあまりよくわからなくても、実際に見てみたらよくわかった、と言う経験を何度もしています。

 

 

化学や生物って、高校生の時よく実験しませんでした?

私は高校生の時はあまり真面目な生徒ではなかったので、覚えていないのですが、

予備校で先生が簡単な実験をして見せてくれたのをよく覚えています。

予備校でもね、実験を見せてくれる先生っているんですよ。

私は化学の先生には何人かお世話になりましたが、2人授業中に実験をして見せてくれる先生がいました。

 

やっぱり目の前で起こった出来事は印象に残りやすいですよね。

受験中の勉強で大いに役立っていた気がします。

 

 

と言うことで今日は、化学の勉強で私が実際に使用していた参考書の紹介をしたいと思います。(実験とあんまり関係ない笑)

 

駿台の景安聖士先生が出された、面白いほどわかるシリーズのこれです。

 

 

 

 

この2冊はね、再受験を始めた年に買ってから、受かった年まで、ずーーーーっと手元に置いてありました。

私の化学の知識はこの2冊からのものだと言っても過言ではありません。

 

ただ、ちょっと注意があって。

この本、最新版が出ているのかわからないですし、今も本屋さんで買えるかもわかりません。すみません。

私は再受験の途中で教育課程が変わったのですが、その前に出版された本なので、新課程にも対応していないと思います。

(それで困ったことはなかったので使い続けていました)

 

しかしそれでもこの参考書を使って記事を書いたのは、みなさんが参考書を選ぶ際、ポイントにして欲しいところは共通しているからです。

私はこれが合っていたけど、皆さんに合うものはみなさんが以下を参考にして探すと良いと思います。

それは、

 

 

・覚えることが明確に書かれている

・自分にとってわかりやすい

 

 

 

この2点!とっても大事。

今5月なので、本格的に勉強を開始して1、2ヶ月くらい経った人が多いかもしれませんが、化学初学者の方で、

「覚えることが多すぎて、何が大切なのかいまいちわからない、自分が何をやっているのかわからない、結局これは何をしているの?」

となっている方はいませんか?

結構いらっしゃると思うんですよね。

 

 

そう、この本の良いところは、「ここは覚える」といちいち書いてくれているところです。

こんな感じで。



 

無機の方は反応式の作り方をメインに扱っていて、覚えることよりも自分で反応式が作れるようになるための思考がメインです。

有機の方が「ここは覚える」と言う部分が多いですが、上の画像のようにはっきり書いてくれているので、もう覚悟して覚えよう、と言う気になります。

(画像は無機の方から引っ張ってきました)

 

 

なんか、化学って、どこを覚えれば良いのかわからなくないですか?

教科書を丸暗記しようとしても、初めは全部大切に思えて、もう無限に感じられる。

あれもこれも、ってなっているうちに最初の頃にやったことはもう忘れているし、ああもうだめだ化学嫌いってなりがちな科目だと思います。

 

だけどこの本はとにかくそれがわかりやすいんですよね。

覚える量は確かに多いんですけど、一人で勉強していると、「で、結局全部覚えるの?無理!」ってなってしまいがちで、それが解決されます。

 

正直、結局教科書に載ってるものって大方覚えなきゃいけないんですけど、その覚えるべき重要度とか、そういうのがわかるので覚えやすさが全然違います。

 

そうして必要な知識や考え方が身につくと、アウトプットの効率も格段に上がります。

実際化学で点数を取れるようにするためには、こういう参考書だけだと不十分です。

例えばですけど重要問題集などのアウトプット型の問題集も平行してやることをおすすめします。

 

私はこの本だけをひたすらやって、めっちゃ知識はあるのに、化学の偏差値が60〜65をうろうろしていてなーんか、パッとしない!というのが続いたのですが、

その原因はどこでその知識を使うのか、というアウトプットの練習が疎かになってしまっていたからなんですね。

以前のブログでも書いたと思うし、声を大にして言い続けますが、演習が大事です。

 

今日おすすめしたこの参考書は、問題集ではないので、そこは別物と考えてください。

そしてこの本は先ほども書きましたが、新過程には対応していないですし、今も本屋さんに並んでいるかわからないので、ご自身で参考書を選ぶ際は、先ほども書いたように、以下の2点を重要視して選んで欲しいです。

 

 

・覚えることが明確に書かれている

・自分にとってわかりやすい

 

 

自分にとって見やすい、わかりやすい、簡潔、と言う参考書があるだけで、勉強の質が上がりますよ!!

今回は私が使っていた参考書の紹介で、今使える参考書の紹介ではなかったので、参考にはならなかったかもしれませんが、何かしらの参考になっていれば幸いです!