おもちの医学部再受験日記〜文系からの挑戦〜

文系からの医学部再受験に成功しました!長かった再受験の日々を忘れないようにこのブログを開設しました。諦めなければ夢は叶う!

理系女子と文系女子の違い

いやー、もう日曜日も終わりですか!

 

勉強方法の記事が全然進んでいないのですが、書く時間がなかなか作れなくて、時間の作り方が下手だなぁと反省しています。

医学部で、一人暮らししながらオンライン授業も受けて、バイトとかできてる人、尊敬します。

もう少し慣れたら時間作れるんですかね。

私は休む時間が欲しい人だからバイトする時間がないなぁ!笑

甘えですね。そろそろバイトも探します。。。

 

 

さて今日は、完全に私の独断と偏見で発見した、文系女子理系女子の違いを語る日にします。

 

しかも厳密に言えば、文系女子はまぁ文系と括っていいかもしれませんが、理系女子は、医学部女子、のほうが良いかもしれません。

そして本当に私の偏見なので、全然違うわ!ということも大いにあると思います笑

そこはご了承ください。

 

 

まず私が医学部女子面白い!と思ったのは、

数年前のことなんですが、

 

まだ私が再受験をしていて、最初の頃に知り合った受験仲間の女の子(その時すでに医大)に勉強を教えてもらっていた時のこと。

 

カフェで勉強を教えてもらっていると、その子の医学部の友達がたまたま来店しました。

そしてその子を見つけ話しかけてきました。

私はその様子を伺いつつ勉強していたのですが、そのお友達は一度もこっちを見ることなく、

「じゃーねー」

といなくなりました。

 

医学部女子すごい!!

再受験していて人と関わりたくない私にとってはとても有り難い出来事ではあったのですが、

元々はガッツリ文系の私からすると、びっくりの案件でした。

 

理系の方からすると???でしょうか。

 

 

文系はね、(正しくは、私の周りの文系はね)、

「あ、こんにちは〜!」

っていうやりとりがあるんですよ。

友達の友達は友達、っていうのは言い過ぎですが、

でもまぁ、会釈程度のやりとりは当然する訳です。

 

 

 

経済学部に通っていた時の私は、同じ大学の教育学部に親友がいたのですが、その親友の周りの人とは大学の4年間で大体知り合いになりましたし、

私の経済学部の友達は、その親友も顔見知り程度には知り合いになっていました。

 

友達の友達とはいずれ友達になるので、このメンバーなんだ!?というメンバーで飲み会に行きますし、親友の部活仲間の家で一緒に遊んだりしました。

 

これが文系女子です。

でもなんか書いていたら私の周りだけのような気もしてきましたが笑

 

 

でも、結構顔が広くなっていくというのは文系の方があるような気がします。

ゼミでの知り合いとか、部活の知り合いが増えるとか、サークル絡みでとかじゃなくて、本当に友達の友達、という括りの人が増えるんですよね。

 

 

こういった話を、カフェで友達に話したんです。

医学部のその友達は、へ〜!と感心しながらも、

「でも私は友達の隣に知らない人がいたらどうするかなぁ、挨拶しないかもなぁ。今違和感なかったし。」

という話をしてくれた記憶があります。

そしてあまり私の話を信じていないような感じもありました笑

 

 

そして後日奇跡が。

 

 

同じカフェでまた勉強をしていた時のことです。

医大生の友達は別のカフェでバイトをしていたのですが、そのバイト仲間の文系女子がたまたま来店してきたのです。

そして友達を見つけ、話しかけてきました。

 

 

「あ、〇〇だ〜〜!なんでいるの〜!あ、どうもこんにちは(私の方見て会釈)」

 

 

あ、どうもこんにちは

 

 

 これこれ!

 

バイト仲間と話し終わり、こっちに戻ってきた医大生の友達の顔が心なしか笑っています。

 

 

私「ね!?挨拶したしょ!?」(友達のカフェの話をよく聞いていたのでその子が文系学部だと知っていました)

友達「本当だね!おもしろい!!」

 

 

 

この話は、もちろん人によるだろっていう意見が正しいと思いますが、傾向としては面白い視点なんじゃないかなと私は思っています。

 

 

 

 

そしてもう一つ。

最近の話です。

先日入る部活を決めたのですが、そこでも面白いことがありました。

 

みんなで、どの部活良さそう〜?という話はしたのですが、みんな情報を交換するだけ。

じゃあ一緒に新歓に行こう、とはならないのです。

でも新歓に顔を出してみると、ちゃんと友達もいるんですよね。

あ、行くことにしてたんだ、みたいな。

そして次の日に、めっちゃ雰囲気良かったよね!入ろうかな〜という話をして終わり。

 

いざ入ろうと決心して、先輩に声をかけて入部すると、

友達も数日後に入ってきたりして。

入ったという報告はしていないし、入ろうよ、とも誘っていません。

友達からも入る、という報告はされておらず、

お互いに、

 

「あ、入ったんだ〜」

 

って。

しかもこれ、3人での出来事。

みんながみんなバラバラに自分一人で考えて、良いなと思ったから入った訳です。

普段は4人で話すことが多いんですが、もう一人は最初から私はこれに入る、というのを決めていて、それに一直線だったのもまた良くないですか笑

3人が雰囲気良かったよね、と話していても、そうなんだ〜良いね〜雰囲気大事だよね〜で終わり。

私そういう雰囲気好きなんですよね。

 

どこかで聞いた事があるイメージでしっくりきたのが、医学部女子のイメージは、

 

 

一匹狼がたくさんいる

 

 

うん、まさにこれですね。

カフェの件からもわかると思いますが、良い意味で他人に興味がないんですよ。

 

良いと思うならやれば?

やりたいならやれば?

私もやるかは別にして

 

というね。

 

 

対して文系女子は、興味のない新歓も友達の付き合いで行きません?

私は文系時代行きました。

企業が集まる就活の説明会とかも、次どこどこ行こ〜?みたいな。

 

最終的に入るサークルはバラバラだったし、受ける企業もバラバラだったけど、情報収集の段階では結構団体行動を好む人が多かったように思います。

私はこれはこれで色んな経験ができて楽しいと思うので、文系要素も多いタイプなんですよね。

 

というか私は自分のことは文系だと思っているので、団体行動は苦ではありません。

嫌いなことや興味のないことはやらないのでその辺は理系っぽい気もしますが、

基本的に好奇心旺盛なので、面白そうと思えば顔を出します。

 

 

 

 

文章にしたらそんなこと、という印象になってしまうかもしれませんが、

私にとっては、文系っぽい感じ医学部っぽい感じ、のイメージが結構明確にありまして。

自分が医大に来てみて、その通りだな、と思う事も多くて、面白いなと思う毎日です。

 

 

皆さんは、文系女子医学部女子に、どういうイメージがありますか?

 

 

小4姪、割り算の筆算をマスターする。

こんばんは、オンライン授業が忙しくて、思うようにブログが書けず、悲しい思いをしています。

オンライン授業だけなら、時間を見つけて試聴すれば良いだけなので良いのですが、ZOOMを使ってその時間にそこにいないといけない授業もあり、しかも毎回発表もしないといけないので、それに追われています。結構大変なんですよね。

授業は時間のある時だから平気で夜中まで伸びますし、けれどZOOMは昼にあるから、ただ忙しい人になってしまっています。

これ、去年1年生になった先輩方、大変だっただろうな、と思います。

私は一人も知り合いがいない状態での上京でしたが、去年もそんな方はいっぱいいたはず。

去年は友達を作るにも作れず、たった一人でこれをやっていたわけですもんね。

 

今年も部活サークルはできないし、大学生なら毎日飲み会でも良いと思うんですけど、それもできない。なんか、する空気じゃないですもんね。

4人とか5人以上での飲み会でなければ良いのかもしれませんが、後遺症など、はっきりわかってないことが多すぎるこの状況で、若いからかかってもいいや、とは思えません。

 

ついに20代での死者も出てしまいました。

ウイルスは人に依存して生きているので、本来なら人を殺してはいけないんですよ。自分も死んでしまいますから。あ、やばい自分強すぎたな、と学んで変異していく。早く人と共存できるような型まで変異して納得してもらいたいものです。インフルエンザのように。

 

 

 

さて、小4の姪っ子が算数がわからない!と困っていたようで、姉(姪のママ)からヘルプが来ました。

かわいいかわいい姪っ子のためなら私は暇人です。

超暇で、何かやることないかな〜〜〜と思っていたくらいには気持ちが変化しちゃいます。

初めての姪っ子なので激甘なんですよね〜笑

 

姪っ子がわからないと困っていたのは、割り算の筆算でした。

テレビ電話をしながら話していると、

 

「筆算の形がまず意味わからない」

と。よく話を聞いてみると、筆算って

 

ノ みたいなところあるじゃないですか。

 

「これなんなのぉぉぉぉぉおお」

 

と思ったようです。かわいい。

 

今の小4の子がどこまで習っていて、どこが初めてなのか、そういったことは忘れてしまったので、姪が素直に教えてくれたおかげで、筆算のやり方がわからないんだな、と言うことがすぐわかりました。

 

これって以前私の書いたブログ、

 

saijuken-2021.com

 

の中の、料理の例と同じだなぁ、と思ったんです。

 

姪は、割り算はできます。

まだゆっくりですが、考え方は理解していました。

そして掛け算もできます。九九に関してはもっとパッと答えられるように練習すればもっと算数が好きになれると思うので、毎日暗唱してもらいたいですが笑

なので包丁の使い方はマスターしているのですが、今度は新たにその包丁がより切れやすくなるようにそこにある石で研いでみようよ、と言われたけど

研ぎ方知らないんだから研げないよ!!

といった感じでしょうか。

 

 

筆算のやり方って、覚えるだけじゃない!?

 

って最初思ったんですけど、

よく考えると、本当に最初って、そのルールを覚えること自体が難しいですよね。

将棋をやるために、まず駒の動かし方を知らないとできないけど、その覚えるというのがなかなか難しくて。苦労しますよね。

ゲームをするにしても、ここのボタンでジャンプ、とか覚えちゃえばなんてことないんだけど、覚えるまではその動作をするのにちょっと時間がかかってしまいます。

 

だから、筆算も同じ。

何度もやって、やり方を覚えるのが大事。

ここってわかんないとかじゃないですからね。

やり方が身についていないだけ。

 

だから1日目は姪自身、私にやり方を教わったけど、まだまだ定着なんてできませんから、とても混乱して途中は涙も出ちゃいました。

でも何度も励まし、

 

「もう一回やってみようか」

「大丈夫だよ!」

「時間かかって良いんだよ」

「次はどうするんだったかな?」

「何度でも教えるからね!」

 

 

といった声かけに命をかけ、1時間ほど一緒にやりました。

1日目は、大丈夫かな、結構時間かかるかもしれないな、と思いながらも電話を切りました。

私も教え方が悪かったんじゃないだろうか、と思って色々検索して色んな人の指導動画を見たりしましたが、そこは大丈夫そうで安心しました。

 

次の日、

姪が、

「昨日の最初にやった問題は解けるようになったよ〜」

と教えてくれました。

 

 

おお!それだよ!それが一番大事!

一個暗記しておけば、もうあとはそれと同じようにやるだけだよ!!

 

 

前日に涙していたから、時間がかかると思いきや、

子供だからなのか、いや姪は天才かもしれません←

ルールを覚えるのがとても早く、驚きました。

 

子供ってすごい

 

 

確かにその問題を解いてみてもらったら、ちゃんとできています。

少し思い出すのに時間がかかったかな?というところをメインに次の問題を出してみたりして定着を図りました。

どう教えようか悩んでいたのに、姪はもうどんどん一人で成長していました。感動。

 

何問か一緒にやると、新たにつまずくところなどが少し出てきたので、その度に類似問題で慣れさせると、すぐにどんな問題でも解けるようになりました。

 

しかしここで私は気付きます。

 

姪「ここはこうして〜」

私「そうそう!いいね!さすが!」

姪「次はこう!」

私「お、良いね〜〜〜」

 

毎回その都度正解をすぐ出している私に。

これでは自力で解けていないかもしれません。

なので、そこからは、

 

「じゃあ、次から、問題を言った後は、答えが出るまで待ってるからね!答え出たら教えてね!ゆっくりやって良いし、今までやった問題を見たりしても良いからね〜」

 

と伝え、その様子を見ていました。

すると、良かった!ペースは少しだけ落ちたかもしれませんが、他の問題を特に確認することなく、最後まで自力で解けていました!

 

前回まではなんでそこで引くの〜?これなにぃ〜?とメソメソしちゃっていた子が。。。。。

 

 

やり方覚えるの、はや!!!

吸収、はや!!

 

 

 

この調子で、あと何回か一緒にやって、マスターできたら良いなと思っています!

そのついでに九九とかも今より速く言えるように導いておこうと思います!

 

 

数学!偏差値30から50!神参考書紹介!(最終更新2023/04/21)

今回は、数学を勉強するときに使っていた参考書の紹介をします。

 

自分の偏差値によって適する参考書は違うので、何か参考にできるものがあればしてください!

 

再受験生活を振り返ってみると、私は数学の成績を伸ばすのに最も苦労したような気がします。

 

私が取った数学の偏差値の最高は、

 

河合塾の全統記述模試で70.6

 

でした。

マーク模試では数ⅡBで75をとったこともありますが、

マーク模試の偏差値はね、学力をそのまま反映しているかというとまた違う気がするんですよ。

なので、記述模試の偏差値70.6が最高だと言っておきます。

全ての模試が残っているわけじゃないので、もっと高いのがあったら悔しいですが笑

 

いやまぁでも、この偏差値から見てもお分かりいただけるように、

 

 

私は数学が苦手です。

 

 

 

いやいや、偏差値70超えてて何言ってんの?とおっしゃってくださる優しい方、ありがとうございます。

 

 

でも、

 

 

何年やって偏差値70なのよと。

 

 

 

数学のセンスがある人って偏差値80とか余裕で超えてきますよね。

医学部にはそういう人が一定数います。(一定数ってか結構います)

 

そういう人たちと戦っているんだということを考えたら、やっぱり、私は数学が苦手です。

 

しかしそんな私も、中学までは割と数学が得意でした。

以前あげた記事にこんなのがあります。

↓↓↓↓

 

 

saijuken-2021.com

 

 

勉強方法を間違えていました、という記事なのですが、

数学では、とある単元に関しては、苦手をそのままにしてしまいました、ということなのですが、

そこ以外の単元ではほぼほぼ躓くということもなく、理解もできるし、計算も遅くない。

数学の勉強で困った記憶がその単元以外ないんですね。 

 

なので、数学は得点源でしたし、何より好きでした。

 

 

そんな私ですが、再受験生活では数学に最後まで苦しんでいた気がします。

再受験を始めた頃には、高校範囲はほぼ忘れていましたし、数Ⅲは全くの初学で、偏差値30台から始めた私ですので、

今回は、

 

 

・数学まじで嫌い、無理、出来ない

という偏差値30台の方から、

 

・数学嫌いじゃないんだけど、偏差値60から伸び悩んでいる

という方まで、

様々な方に対応できるように、偏差値別で、使える参考書を紹介しつつ、こんな勉強方法が有効だったよ、というお話も出来たら良いなと思います。

 

 

とても長くなりそうなので偏差値別に記事を分けようと思います。

 

 

*偏差値30台から50くらい

まず偏差値30台から50いかないという方。

 

偏差値が平均に行かず伸び悩んでいる方は、

・高校範囲はほぼ初学

・中学範囲も危ういかもしれない

・初学ではないんだけど、高校で勉強サボってしまった・・・

などが該当するでしょうか。良いんですよ。今やろう!と思っているんです。素晴らしいです。絶対伸びますので、頑張りましょうね。

この辺の偏差値の方なら、すぐ偏差値60までは伸ばせるので、オンラインなどで本気で家庭教師しますよ。声かけてください。時給とかは相談で・・・

 

以下に、私が実際に使用していた参考書の紹介をしていきますが、

こういった参考書は、あくまでみなさんが高校生の時に使っていたような4step的な問題集の、基本問題もなかなか解けない、といった時の手助けに使うのが良いと思います。

全くの初学者だという方は、以下で紹介する参考書から始めてももちろん大丈夫です。

 

偏差値を50までまず上げたいというときは、勉強のベースは問題集の基本問題を丸暗記するという勢いで2周3周と回すのが最短経路です。

実際基本問題を丸暗記できれば偏差値60はいくと思うのですが、これがなかなか難しいんですよね。そんな時の参考書です。

 

 

それを踏まえて、見て欲しいです。

私は数Ⅲが全くの初学だったので、最初以下の3冊を使いました。

まずこちらとこちら。

 

 

これは初学者に向いている本です。

初学者が何を疑問に思うのか全て理解しています。

多くの受験生が引っかかるところを、事細かに説明してくれているので、わかりやすいったらないです。

演習も入っていますし、問題集の基本問題が解けなくでもこれを見れば理解できると思います。

 

私は偏差値60くらいの頃に部屋を片付けていたらこの本を見つけ、懐かしいなと見返してみたら、

「こんなのもわかんなかったんだ!」

と自分の成長を喜んだ記憶があります。

それくらい基本のことを教えてくれるので、何周でもわかるまでやってみると良いと思います。

 

そして、こちらも使っていました。

これもとても丁寧に書いてあってわかりやすいです。

 

 

体系付いているので、整理しながらやりたい、とか、この単元だけ見直したい、というときには便利です。

 

 

しかし、

 

こういった基礎事項が網羅されている参考書だけで勉強すると、初めは模試の点数には結びつかないかもしれません

単体で計算問題が出されることってあまりないし、途中でその計算が必要になる場合なんかは、そこまでいかないと使えなかったりしますからね。意外と入試本番は計算問題だけポンと出ることがありますが。

4stepなどの問題集と併用してやっても、結局入試問題は基本の組み合わせだったりするので、慣れないとどこで使うのかわからない、などあるかもしれません。

でも、こういう基礎なしで応用は100%解けないので、時間がかかってもやるべきです。

 

今あげた3冊は全て数Ⅲの参考書でしたが、次にご紹介するのは、私は数学の偏差値が60超えたくらいでもっと何かやりたいと思って買ったものですが、もっと早く着手しても良かったな、と思う参考書です。

 

こちら。

そしてこちら。

 

 

 

この2冊は、受験直前まで使用していたので、今も持っています

表紙にも書いてあるように、偏差値を30から70に上げる数学を教えてくれます。

こちらの本は上記の参考書に比べると、実践的というか、色々な大学の過去問が丸々載っていたりするので、偏差値70まで対応しているというのも納得です。

だからと言って、解説が大雑把ということもなく、しっかり受験生の謎を解決してくれる解説付きなので、おすすめできます。

私はこの二種類しか買っていませんが、いろんな単元が出ているので、苦手なところだけ買ってみるのもありです。

あとこれの良さは軽いところです笑

荷物が重たくなりがちな受験生の味方です。

 

 

 

 

 

 

先に書きましたが、こういった参考書はあくまで辞書的な使い方をしましょう。

大切なことは、4stepなどの問題集の基本問題をちゃんと解けるようにすることです。

以前も書いたように、基本問題は暗記でも良いくらいです。

暗記できないほど理解力が追いついていないという単元を参考書に頼るのが最も効率の良い勉強方法だと思います!

 

 

実際問題集の基本問題をすらすら解けるようになれば偏差値50どころの騒ぎではないので、騙されたと思って、基本を大事にしてみてくださいね。 

 

 

 

 

 

 

記事の最後に、私が数学が苦手だからこそ、こういう問題の時はこう考えると良いよ、という思考を複数の単元に分けて書いたら、数学が現在苦手だという方の参考になるかな、と思ったんですけど、ものすごい量になりそうで・・・。

需要がありそうだったら何回かに分けて、何問か、問題を解く時の思考回路というものを具体的に記事にしてみたいと思います。

 

それでは次回は、偏差値50から60の時の参考書、勉強方法について書きますね!

(正直、今回書いたことができたら偏差値60いくと思うので、次回は軽めです)

 

 

 

追記ですが、結構勉強してるはずなのに偏差値30台、40台のまま止まっちゃった、という方は中学範囲で躓いてる単元が多いのだと思うので、思い切ってその単元だけでも中学範囲に戻ってやると良いと思います。

急がば回れ!!

です!

数学に限らず、もう成績上がらない!無理!という方は模試の答案とか見せていただけたらアドバイス出来ると思うので、TwitterからDM送ってください!

Twitter  @sAIjU814

 

化学の偏差値の上げ方を徹底解説!

再受験を始めた年は偏差値30台でしたが、受かった年は73まで伸ばしたので、その勉強方法を書いてみました。

 

 

私は理転した人間なので、化学や物理、数学などは再受験を始めてから初めて習う分野もあったりして、最初に受けた模試では偏差値が30台のものもあったんです。

当たり前ですね、やっていないのだから。

ですから、偏差値を43も上げたのか!?というところに驚いてもらいたい訳ではありません。

 

 

 

医学部に受かるためには偏差値65〜70超えを目指したいですよね。

偏差値50後半から60くらいの受験生が、まず偏差値65、そして最終的には70まで、どうやって持っていくのか。

 

多くの受験生は今、偏差値50後半から60強くらいだと思います。

今偏差値50もないよ!?という方だっていると思います。私がそうだったように

でも大丈夫。

どういう方でも、

これを読んだら何かしら参考になる部分があるはず

と思って書きますので、よろしくお願いします!

 

 

 

〜化学編〜 

目次作ってみました。

 

 

 

*導入

私は、化学が最後の1年で爆発的に伸びた気がしています。偏差値が、というよりは、化学わかる、できる、という感覚が爆発的に伸びました。

逆にいうと、ずっと伸びなくて苦手意識を持ち続けていたのが化学です。

それを脱却してくれたのが去年通った塾の先生です。

化学が足を引っ張り続けていたので、先生の言う通りに1年間やってみよう、と思いました。

そして本当に1年間、先生がやれ、と言うことしかしませんでした。

先生オリジナルのテキストしかやっていません。

重要問題集などの一般的なテキストは一切やりませんでした。

逆に言えば先生がやれということは何でも貪欲にやりました。

すると今年の入試ではどこの大学でも化学が簡単に感じ、多分全ての大学で9割以上取れたんじゃないかと思います。

 

 

 

じゃあその先生に教わらないとダメじゃん!と思ったあなた。

 

 

 

待って待って!

 

 

そんなことはありません!

私がラスト1年間、化学をどう勉強したのかも書きますので、ぜひ読んでいってください。

ここでいう偏差値は基本的に記述模試でのデータを使っています。

私は私大医学部の一般入試で受かっているので、マーク模試に関しては基本自粛します笑

使えそうなデータがあれば使う程度で。

 

 

 

 

*偏差値30から50まで

それでは、勉強をし始めた頃のテキストを見てみましょう。

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これは再受験を始めた年の予備校のテキストから持ってきました。

窒素、塩化アンモニウムの化学式が書けなかったようです。

他のページにもたくさんこのレベルで分からなくてバツがついているのがありました。

正直これは化学I(今でいう化学基礎)しかやっていないというレベルではなく、ただただひどいです。

中学生でも書けますよね笑 偏差値30台も納得です。

しかし長年勉強していませんでしたし、忘れている部分も大いにあり、再受験生の私には思い出すという作業も大変でした。

 

それでもやる気だけは人一倍あったので、分からないなりに予備校での授業は毎回復習をメインにして、配布されたプリントの大事なところをまずは覚える、という作業を繰り返しました。

前回の記事で、丸暗記はダメだ、と書いたのですが、

これは科目の偏差値によって変わります。

偏差値30から50、つまり平均を取れていない科目については、一概に丸暗記はダメとは言えません。

まずは人並みに出来るようにならないと話にならないので、そこまで持っていくためには覚える作業が絶対に必要です。

塩化アンモニウムがNH4Clなんていうことは理屈じゃないですからね。(もちろん、NH4+とCl−がイオン結合して出来たもの、とかはありますけどそれはまた別)

どの科目にも言えることですが、覚えないといけないことは覚えないといけません。

 

わかりやすい例で言うと、

皆さん小2の頃、九九を暗記させられませんでしたか?暗記表みたいなものがあったりして、

「いんいちがいち〜いんにがに〜」

と先生の前で暗唱できればハンコをもらえるみたいな。

ゲーム感覚で覚えさせられましたよね。

あれって今なら頭の中で、ろくしちしじゅうに、と唱えると同時に

「6×7とはつまり6を7回足すことで、縦が6横が7の長方形の面積とも言える〜」

くらいならパッと考えられませんか?

でも当時そんなことを同時にパッと考えられる能力はなかったはずなんですよ。

他にもいろんなことを学んで、6×7=42が当たり前になっているから、いろんなことが考えられるんです。

だからまずは覚えましょうね、という。

今後勉強していくために、その道具となるものに関しては、理屈云々よりまず覚えるのが大切だと言うことは学年問わず言えることだと思います。

だって、その道具がパッと使えるものでなければ、使い物にならないじゃないですか。

 

料理の例を思いつきました。

ジャガイモの皮を剥かないと次にいけないって時、

包丁を使うのか、ピーラーを使うのか、という選択肢があって、どっちも正解だけど、どう考えてもピーラーの方が速いなぁ。

でももしピーラーの使い方が全く分からないなら、包丁で確実に剥きにいくのも手だなぁ。

 

だけど、包丁とピーラーの使い方がどちらも分からないとなると、どうしようもなくないですか。

包丁とピーラーの使い方がここでは九九に該当する感じだと思うんですよね。

(正しくは包丁が6+6+6+6+6+6+6でピーラーが6×7かなぁ)

とにかくまずは理屈は良いから、包丁やピーラーくらいは使えるようになろうってなりますよね。

確かに詳しく語ろうと思えば、包丁には持ち方とか種類があって、とかあるけど、まずはオーソドックスな使い方を出来るようになろうね、と。

そんな感覚だと思います。

 

 

 

 

つまり、まず偏差値50までは、考えるための道具として、暗記できるものはしまくる、というのが案外大切なんですよ、というお話でした。

 

考えるための道具がたくさんないと人間は思考が出来ません

 

これは再受験をしていて気が付いた一つの真理です。

勉強し始めた頃の、何も道具がない頃にはわかっていなかったことです。

考えるための道具がないから、自分がどこはわかってどこはわからないのかさえわかりませんでした。

だからまずは、考える思考力をつけるために覚えないといけないことはひたすら覚えましょう。

 

 

*偏差値50から60まで

まずはこれをご覧ください。

上から

第一回、第二回、第三回の全統記述模試です。

再受験を始めて2年目です。

化学に注目してくださいね。

 

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化学に関して言うと、偏差値が徐々に下がっています。(英語数学物理に関しては他の記事で触れますね!偏差値だけ先に大公開しておきます笑)

全統模試河合塾の模試なんですけど、現役生に合わせて作ってくれているので、出題範囲が徐々に広がる、というシステムなんです。

つまり、この頃の私はまだ後半部分の範囲が身に付いていないと言うことです。

1年目に必死に覚えたところに関してはなんとか点数が取れるようになっている感じです。

 

当時の答案があったので、具体的に見ていきましょう。

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問4の△になっているところを見て欲しいのですが、これ恐らくですが、有効数字のミスです。

これは、入試直前でも多くの受験生がやってしまうミスで、このミスに泣く受験生も多いんですよ。

受験当日、とても緊張している中でうっかりやってしまうんです。

こういう模試を利用して、やらないように気をつける練習をしてくださいね!!!

 

 

そしてこちら。
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ちょっとまず先に当時の自分にツッコミを入れておきます。

大問1、問1の(う)、次塩化酸素って何なのか聞いてみたい(次亜塩素酸って書きたかったのかな笑)

問3(1)、せめてClの数は合わせよう?(でも分からなくて適当に書くくらいなら何も書かないほうが採点官への印象は良いらしいです笑 MnCl2が出来ることは知っておかないとダメで、自分の知識がないことをアピールしちゃってるので。)

問6(1)、熱化学方程式は→じゃなくて=だよ、覚えようね。

 

と、言いたいことはたくさんあるのですが笑

大問1を全体的に見てもらいたいのです。

正解しているところが飛び飛びだということが分かると思います。

これって知識があやふやだったり、いわゆる基礎が抜けている状態の時によくある答案なんです。

まさに偏差値50〜60の人の答案という感じ。(これは再受験2年目の第二回の答案です)

次に偏差値60以上を書きますがその前に去年の模試を比較として出してみます。

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大問2はあんまり良くないですけど、大問3は良い感じです。

これは去年の第二回全統記述模試です。偏差値は73.2でした。

偏差値60を超えていくためにはがむしゃらにつけた知識の意味を考えてみたり、もっと知っておくべきことはないのか、と知識の幅を広げる必要があります。

私が勉強してきて思ったのは、その作業にむいているのは、教科書だということです。

偏差値が60あっても、教科書に書いてあることで明らかに大事そうなところであっても、意外と知らない、忘れていた、という知識が結構あるので、初心を大切にして、教科書を何度も読んでみてほしいです。 

それでは最後になりますが、

 

 

 

*偏差値60からの70の壁

 

ここでは、じゃあ偏差値60から70まで、どうやって伸ばしたの?というところを去年通っていた塾での勉強方法も含めて書いていきます。

去年の第二回は上の画像の通り偏差値73を取れましたが、第三回は下記の通り、偏差値65でした。

去年はコロナもあって塾の開校が遅れ、第三回記述模試の段階では塾で全てが終わったわけではなかったので安定してない感じがしますが、記述模試で偏差値65あれば医学部で戦えるので、許してください笑 (マーク模試の偏差値65は危ういです)

 

 


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総合偏差値63というのもいただけませんけどね笑

ただ、見てください、第三回の答案です。

 

 


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書いたところは大体合っています。

先ほど書いたような、正解が飛び飛びの答案とは言えないですよね。

確実に点数を取りに行けています。

ただ反応式でね、ナトリウムの個数が合っていないっていうね、数年前の自分と同じミスをしているのには、自分でも本当に驚きました。笑

模試でやらかすミスというのは本番絶対やりますから、皆さん気をつけてください。

私の例を反面教師にしてくださいね。

こう見返してみると、案外今年の入試本番でもどこかの大学では、反応式ミスっているんじゃないだろうか、という気持ちになってきました笑

受かっているのでオッケーですが、これで落ちてもう一年、なんて洒落になりませんよね。

 

 

私の場合、これ以上にたくさんの間違いパターンを自分の中で自覚していました。

反応式の係数ミスは先述通り、塾の先生に「適当な反応式ならむしろ書かないほうが良い」と教わっていたので、私の中ではあまり気にしていませんでした。こうやってブログを書くととても気になりますけど笑

しかし例えば、私は計算ミスが非常に多いです。

式は合っているのに、答えが違う。

こういうことが非常に多かったのですが、塾の先生から最初に言われたことの一つに、計算練習をしなさい、というのがありました。

計算練習ドリルは先生が用意してくださったものが塾に置いてあり、週3以上でそれをやるようにしていました。

その計算練習ドリルは、なんと小学生用のものです。

4桁×3桁、など、小学生の頃によくやっていた計算をひたすらやっていました。

スピードを意識してやっていたので、初めは普通に計算ミス連発です。

しかし続けているとなんと徐々にミスしなくなっていくんですよね、面白いくらいに。

この計算ドリルは12月頃まで続けていました。

それ以降は塾以外の勉強でも必然的にテスト形式の勉強が増えていくので、そこでの計算を意識してちゃんとやるという形で計算練習は続けていました。

 

これの何が良いって、計算が速くなるとか、計算をミスしなくとかじゃないんです。

 

 

 

試験本番、自信を持って計算出来る

 

 

 

という精神的な面でその効果が発揮されました。

これ意外と大きいと思いませんか。

本番で自信が持てることって、とっても大事。

あんだけ計算練習したんだからそうそうミスらないだろう、という自信がますます計算ミスから遠ざけてくれる。

実際に計算ミスをするかしないか、ということよりも、

精神的に安定した状態で計算ができるかどうか

が重要なんじゃないかな、と思います。

 

*最後に

とても長くなってしまいましたが、

なぜラスト1年間で化学が得意科目に変わったか、については書かないと終われません。

 

私は、暗記は人より少しできるということは書いたと思いますが、それを生かして、化学の色んなところの暗記分野は暗記出来ていました。

沈殿物の色とか、これとこれの反応でこれができるとか、錯イオンの形とか、この反応で使う触媒はどれかとか、

多くの受験生が覚えるのに苦労しそうなところは覚えていたのですが、

それをどこで使うのか

ということがいまいち把握できていなかったんですよね。

 

例えば、とある反応式で使う触媒は覚えているけど、問題文で聞かれていることがその反応式であることがピンと来ない、とか。

そういうところだらけだったんです。今パッと思いついたのが無機の分野ばかりだったんですが、理論分野でもそうでした。

計算はできるけど、この計算ってどこで出てくるんですかー?みたいな。

そういった点と点での知識を繋げてくれた

のが塾での授業だったんです。

 

塾での何が良かったのかを思い返してみると、授業の後に行われていた、

実戦形式のミニテスト

でした。

要は演習ですね。

しかもその場で採点されて、その後先生と会話をする、というのが良かったんだと思います。

先生はその道のプロですから、答案を見ればその生徒がどこで躓いているかわかります。

それは多分普通の先生なら誰でも分かるんじゃないかな、少なくとも予備校とかプロの先生であれば。

どこがわかっていないのか、その場でやったところを指摘されると、とても頭の中で整理されやすいです。

あぁそうか、ここ繋がっているんだ、

あ、ここ前もやったじゃん、

と毎回得るものがありました。

この気付きって、自分で気付ける人もいるんですけど、私は人と会話する中で気付けることが多かったです。

実戦形式のテスト演習のない塾や予備校に通われている方は、授業を受けている先生に声かけて、自分の間違えたところを見てもらうのが良いと思います。 

私は予備校にも通いましたが、先生に質問するというのが最初の頃どうしてもできませんでした。恥ずかしい気がしてしまって・・・。

でもそれ、めちゃくちゃもったいないんです!

意外と先生は生徒からの質問を待っています。

予備校の講師になる人ですよ、生徒と関わりたい人が多いはず。

最終的には、直接質問に行ったら授業の何倍も丁寧に見てくれた、という経験を何度もしました。 

ぜひ質問行ってくださいね!

 

 

まとめると、

自分のわかっていないところを把握してくれる存在がいてくれた、

ということと、

それを吸収するのに十分な知識量をそれまでの私が蓄積していた、

という2点が去年私が大きく伸びた理由だと思います。

 

偏差値的な意味では、2、3年前でも記述模試で65を超える時もあったので、めちゃくちゃ伸びたのか、と言われるとそうでもないかもしれませんが、

はっきりと体系付けられた化学が脳の中に張り巡らされていると、20くらい偏差値が上がったんじゃないかと思えるほどの安心感がありました。

 

結局受験は精神力の戦いでもあるので、かなり重要なことだと私は思っています。

 

 

以上が私が実戦してきた化学の勉強方法です。

とても長くなってしまって読みにくかったかもしれませんが、何かしらのヒントになっていたら良いなと思います(><)

演習と、それを把握してくれる人がいれば、どんな環境でも伸びます。

その把握は自分でできる人もいれば、私のように人に頼らないとできない人もいるので、その見極めは大事ですよ!

 

 

勉強方法を間違えたまま大人になった。

こんにちは!

GW中に、受験で使用した科目の勉強方法を書きたいなと思っています。

と思っていたんですが、もう最終日ですね笑

ゆっくり満喫しすぎました笑

何せ数年ぶりのGWです。素晴らしい気持ちで毎日過ごしていたら、今大学の課題をやっていなくてピンチです。笑

 

 

さてさて、科目別で勉強方法を書いていきたいと思います。

5月中には書き切りたいので、よろしくお願いします!!

特に二次試験で使う科目に関しては偏差値もそこそこ高くまで持っていけたものもありますので、最初の頃の偏差値や直前期の偏差値、答案なんかも参考にしながら書けたら良いなぁと思っています。

 

しかしその前に、言いたいことがあるんですよ。

医学部を目指し勉強するようになってから気づいた事があるんです。

それは、

 

 

根本的に勉強方法を間違えていたなぁ

 

 

 

という事です。 

 

いきなり矛盾するようですが、

私は出身高校が進学校なんです。

自称進学校とかってよくネットでは言いますが、自称ではなくて、本当の進学校でした。

都道府県名は避けますが、住んでいる都道府県で、一番上の偏差値の高校です。

中学時代の成績も、進学校の高校に受かっただけあって、5段階評価でほぼ5でした。

 

 

 

 

それって頭良いじゃん、と思うじゃないですか。

 

 

 

 

思いますよね。私もずっと自分でそう思っていました。笑

実際、馬鹿ではなかったと思います。

やればできたので。

 

 

ただ、

勉強方法に問題がありました。

 

 

 

 

数行前の、

 

「やればできたので」

 

 

 

ここにポイントがあるような気がします。

どういうことでしょうか。

私の言う、やれば、とは、

 

 

覚えれば

とか、

暗記すれば

ということだったんですよ。

(二つとも同じか笑)

 

 

 

ここが問題だったんですよね。

 

「ただ偏差値の高い高校に行く」

のが目的なら、子供の頃の私のような勉強方法でも良いんですよ。(つまり暗記)

中学までの勉強って、本当に理解していなくても、周りよりも多少暗記力があったり、要領の良いタイプの子供にとってはそれほど難しくないんです。

圧倒的に量が少ないですから。

理解していなくても暗記で答えは選べるんですよね。

 

 

今も、そして再受験生活をしていた頃においても、元々持っている暗記力には相当助けられてはいますが、

今は暗記力の発揮場所が違います。

小学、中学の頃は、とにかく暗記。

何かわからない事があったら、とりあえず答え覚えておこう、でなんとかなってしまっていたのです。

 

我ながらもったいない。

もし今私がそういう子供と出会ったら、この子わかってないな、暗記してるだけだなとわかるので、なんとか軌道修正してあげたいです笑

勉強って正しくやれば楽しいですからね!

 

 

 

 

では話を戻して、

例えばどんな点で間違えていたと思うのか、を軽く書きたいと思います。

 

まず英語に関して。

 

 

中学まではリスニングがないに等しいので、それはひとまず置いておきますが、

私は中学3年間分の全ての教科書の文章を丸暗記していました。

もうこの言葉だけでやばい。丸暗記。

 

 

定期テストはもちろんそれだけで9割は取れますし、

高校入試も、中2のあそこの文章と同じ形だから答えはこれだな、

といった感じで58/60点は取れていました。

 

でも、じゃあこれって何文型?これって何用法?と聞かれたとしても、

 

 

そんなものはさっぱりわかりませんでした。

 

 

授業は真面目に聞いていたので、そもそも教えてもらってないんじゃないかとすら疑ってしまいますが、そんなことないですよね笑

本当に当時の私は全く興味がなかったんでしょう。語学嫌いなので。

単語も例えば、

 

in

ex

 

とか、そういう意味を持っているなどということには全く興味がなく、ひたすら暗記をしていました。

introduce紹介するintroduce紹介するintroduce紹介するintroduce紹介する………

 

 

 

何より量が少ないからそんなものを関連づけなくても数回書けば覚えられるし、という感じで、あんまり意味を感じていなかったように思います。

もったいないなぁ・・・意欲がなかったんでしょうねぇ・・・

 

 

でもそれって、中学の先生や塾の先生の授業の仕方が悪くない?

と一瞬思わなくもないのですが、うーん、一概に先生方だけが悪いとも言えないような。

私の性格の問題・・・かな笑

 

性格というか、ちょっとの量なら理解していなくても覚えられてしまった、という事実が、私の勉強方法に間違いをもたらしてしまったんでしょうね。

試験で点数を取れて、授業を真面目に聞いていれば5をもらえますし、

試験で点数を取るためには理解よりも暗記しちゃった方が早いし。

そういうシステムが私には合わなかったですね。

 

 

 

英語だけでだいぶ書いてしまったので、あと数学書いて終わりにしようと思います!

 

 

 

数学は正直、英語ほどは間違えた勉強方法ではなかったように思いますが、

やっぱり、理解していない単元に関しては暗記で終わらせていたので、

その単元に関連する大学受験のレベルのところももれなく苦労していました。

 

 

 

具体的な単元を忘れてしまって申し訳ないのですが、

再受験をしているときに、どうしても理解ができないところがあったんですよ。

で、勉強を教えてもらっていた友達に、

 

 

 

「いつもここと同じ内容の事を使う問題が出てくるとわかんないって言ってるよね」

 

 

 

と指摘された事があります。

 

そのときにね、頭の中でとある記憶が駆け巡りました。

 

 

遡ること数年。時は中学2年生

詳しい単元を忘れてしまったことが悔しいのですが、とある単元の定期試験勉強で苦しんでいました。

ワークブックで問題を解いていても、

 

 

わかんない。

理解できない。

なんか想像もできない。

 

 

という感じ。

教科書やワークブックはそもそも問題数が少ないので、やった問題、もしくは類似問題(数字だけ違うとかのレベル)は解ける。(正しくは答えは出せる)。

でも、本当に理解していれば初見でも解けるよね、っていうようなちょっとした応用問題には対応できない。

そういう単元が中学の時、1個だけあったのです。

当時私は数学の定期試験では基本90点以上を取っていました。満点を取ったこともあります。

そんな私がこの時確か78点とかを取ってしまったんですよね。

 

担当の先生にも驚かれて、勉強間に合わなかったか〜〜?とかって笑われたんですが、

私としては、

 

 

 

「いや、不安的中って感じ。」

 

 

 

 

って感じ笑

普段私をライバルとして見てくれていた同級生たちにも、

 

 

「◯◯どうした〜〜〜?英語に勉強時間割きすぎたか〜〜?」

 

 

なんて言われる始末。

その時の定期試験、英語がクラストップだったんですよ。

 

英語が良かったし、普段は数学もちゃんと点数を取っているから、誰にもその単元が苦手であるということをバレることなく、終わっちゃったんです。

当時はラッキー、としか思っていなかったですけど、今ならこう言いますね。

 

 

 

 

 

ちゃんとやれ

できないことを認めろ

理解できるまで人に聞け

 

 

 

 

 

いや、これですよ。この3行なんですよ結局。

 

 

結論を言っちゃうとですね。

この3行をできる人が、大学入試で勝ちますね。

 

 

数学の例で出てきましたけど、これは数学に限らず全ての科目で言えることです。

これが結論です。

 

 

わからないことを自分の中で、認めること。

認めた上で暗記に逃げず、理解できるまで人に聞くこと。

この理解というのは、自分で説明できるっていうことですね。

それらを手を抜かずにちゃんとやり切ること。

 

 

 

本当に大切です。 

丸暗記に逃げるっていうのは最悪です。

中学レベルならそれで対応できますけど、

医学部入試には太刀打ちできないと思います。

普通の人より、ちょっと暗記力には自信ある、レベルならダメですね。

一回読んだ本は全部暗記できる、とか超人の方は例外ですけど。そんな人、なかなかいませんからね。

 

 

 

長くなってしまったので、英語と数学の例だけを出しましたが、

勉強方法を間違えると、後々大学入試(医学部受験)で苦労するよ、というお話でした。

 

 

 

あ、少し話はズレますが、

人によっては理解できないと先に進めないという私と真逆のタイプのお子さんもいると思います。

そういう子は、まずここはわかんなくても良いから、覚えよう、ということが時には大切だったりもします。

次を理解できれば、ここもわかるようになるからね、と言ったことは往々にしてよくあるからです。

その辺は人それぞれ違うので、難しいところなんですけどね。

臨機応変に対応できるようになると子供の頃から勉強が楽しくなると思います。

 

 

 

締め方が難しいですが、勉強方法を間違えたまま大人になったことに再受験生活で気がつき、

今では修正できたので、本当に良かったと思います。

これは育て方とかより、自分の性質が大きいと思うので、もし大人の方で身近な子供が私のようなことになっていたら、軌道修正は相当難しいかもしれませんが、助言するという形で、その子の考え方にヒントを与えたりはできると思うので、その子にあったヒントをあげて欲しいなと切に願います。

 

 

それでは、次回からは科目別に、私が再受験生活でやっていた勉強方法を書いていこうと思います!

医学部の先生。

こんばんは。

 

ちょっと思ったことがあったので、短いですがブログ書きます。

 

入学して早3週間。

私の大学はちょっと医学系のことももう1年のうちから少しずつやっていくので、医者の資格がある先生が教えてくれる科目もあります。

 

ある時何人かの先生に共通しているところがあることに気が付きました。

 

 

それは、

 

「○○はわからないんですけど」

「○○ということだと思うんですけど、違うかもしれません」

 

などという言葉がぽんぽん出てくるということです。

 

高校までの先生方って、分からないことがあるとダメ的な感じありませんか?

そんなこともわからないで教師やってるのか?みたいな。

教師側も決してわからないとは言わない、みたいな、そんな印象が何となく私にはあったんですが、私だけですかね?笑

 

 

確かに大学でやることは高校までとは専門性が違うかもしれませんが、

 

ここはわかる、

ここはわからない、

自信ない、

専門じゃない、

 

 

と堂々とおっしゃる先生方。

 

逆にものすごい知識あるんだろうな、という印象があります。

 

これって多分医者に限った話じゃないと思うんですよね。

1回目の大学は文系でしたが、おそらくちゃんと講義を聞いていれば文系の教授も同じようなことを言っていたんだと思います。

 

あぁ、ちゃんと講義聞いておけば良かったなぁ。

 

私は高校大学と勉強とかけ離れた生活をしていたんです。恥ずかしながら。

でも医者になると決めてからやっと、人が変わったように心を入れ替え、

授業はきちんと聞く、予習復習をする、

という習慣を身につけることができました。

 

予備校や塾に通っていたときはずっと勉強勉強の生活で、医学部に受かったらまたサボり出してしまうかな〜と一瞬思いましたが、そんなことはありませんでした。

ちゃんと勉強習慣は身についたようです。

 

良かった良かった。

 

むしろ、新しいことを知る毎日で新鮮そのもの。

試験があるから暗記作業は大変ですが、講義自体は興味深いものばかりで楽しいです。

 

早速来週試験があるので、頑張りまーす。

 

本当に短いですが、発見したことを書いてみました。

 

おーわり。

 

再受験か学士編入か

今の日本の制度では、日本で医者になるには医学部医学科に入学することが必須です。

 

では医学部医学科に入学するには、どうすれば良いのか。

一番わかりやすいのは、一般入試で合格すること。

現役生や、大学によっては一浪の方には、推薦入試という手もあります。

そして、一度4年生以上の大学を卒業した方や、卒業予定の方には、学士編入という手があります。

 

つまり一般的には大人になってやっぱり医者になりたい…!と思った方は

・再受験(1年生として入学する)

・学士編入(多くの場合2年生として入学する)

の2択かと思います。

 

 

では、受験科目はどうでしょう。

 

再受験の場合、

 

国公立の大学:共通テスト{国語、数学(ⅠA、ⅡB)、社会(1科目)、理科(2科目)、英語}と、大学ごとの試験(前期試験と後期試験)

 

私立の大学:

・共通テスト利用+大学ごとの試験

・大学ごとの試験

など大学により様々で試験科目もバラバラ。(多くは英語、数学、理科2科目ですが、大学によっては国語を選べるところや、理科1科目で良いところもあったりします。)

 

といった感じになることが多いと思います。

 

 

一方、学士編入は、大学によって受験科目がバラバラで、しかもそもそも学士編入を導入していない大学も多いです。

また、出願時に推薦文を必須とするところや、TOEICの点数に条件があるところ、など、もう色んな点で大学によって全然違うので要注意です。

そして私の中で1番意外だったのが、文系学部卒の方にも挑戦する権利が与えられているというところです。

筆記試験に生命科学などという科目を採用しており、その問題が解けるのであれば文系卒であっても良いですよ、ということだと思います。

物理や化学な数学が試験科目となる大学も多いです。

 

生命科学といっても、どんな科目なんだろうと私は最初思ったのですが、みなさんはわかりますか?

簡単にいうと、理系大学の学生が一年次に学ぶ内容で、「生命に関することを分子、細胞レベルで研究し、人の生活や産業に役立てようとする学問」だそうです。

合格したら2年生として進学できるところが大半なので、1年生の内容はできるというのが前提なのでしょう。そういう意味では、圧倒的に理系大学出身の方が有利だと思いますし、大学側としても、薬剤師や看護師、獣医師などから医師の道へと進路変更したい人向けに作った制度なんだろうなぁと個人的には思っています。

医者以外の医療従事者が、一年生からやる必要は確かにないですからね。

 

 

そんなこんなで入試制度の説明を少ししたわけですが。

私が医者になろうと思った時は、学士編入という選択肢は全く考えませんでした。

学士編入というものをそこまで詳しく知らなかったのと、文系卒にはちょっと難しいかな?という印象があったからです。

なので私は一般受験一択だったわけですが、これから医者を目指す方に言いたいのは、

 

自分自身をしっかり見つめ直して、最短距離で行けそうな道をちゃんと選ぶべき、

 

だということです。

 

私自身こんなに時間がかかったことを考えると、初めから学士編入の勉強だけをしていれば、もう少し早く受かったのではないかと思わなくもないです。

難易度が全く違うので一概には言えませんが、私ほど時間をかけるならばどっちを選んでも大差なかったかも、と正直思います笑

 

まぁ私みたいに諦めることもできず長くやる人はレアだと思うので、最短距離で行くという話に戻すと、

 

例えば

理系学部卒で、医学に近い勉強をしてきた人が、わざわざ一般入試で改めて国語や社会をやる必要があるのか、

 

文系学部卒で、医学の知識はほぼありません、でも科目が少ないから初学だけど生命科学やります、っていうのが果たして正解なのかどうか、

 

など、考えられることはたくさんあるわけです。

現状、圧倒的に学士編入の方が倍率が高いですし、敵も強いです。

東大卒で遺伝子の研究してた人にあなたは勝てると思いますか?という話です。

旧帝大で長年血液の研究してたけど…とかいう方なら勝てるかもしれませんね。

 

ただし、文系学部卒でも学士編入に受かっている人は確実に存在するので、一概に無理だとは言えません。

圧倒的な強みがあるならありだと思います。

英語がハンパない且つ高校まではバリバリ理系だったとかね。

 

 

結局のところ、そこはご自身の進んできた道を少し見返してもらって、なるべく最短距離で医学部に受かりそうな道を選ぶしかない、と思うのです。

 

私は再受験生活が長引いて、もう一般入試の勉強無理だ…となった年に一度だけ学士編入にチャレンジしましたが、生命科学をたった半年の勉強で周りに勝つレベルまで持っていくことは出来ませんでした。

 

私のような凡人は、やはり一般入試が正解だと思います。

戦う相手がね、やっぱり全然違いますからね。

さっきも少し書きましたが、

 

周りが、東大や京大で医学系の研究をしていました、とかいう人がたくさんいる学士編入と、

周りが、18歳の現役生、19〜20代の多浪生、再受験生の一般入試。

文で見るだけでもどっちが厳しい戦いになるかは一目瞭然です。

 

ちなみに関係あるかわからないですが、学士編入だと20代は若いです。40代で受かる方もわりといるようです。受ける受験生の年齢層も全然違いますね。

 

 

そんな現実をしっかり知ったうえで、再受験にするのか、学士編入にするのかを、決めたら良いのではないかと思います!

 

学士編入に飛びつきたくなる気持ちはよくわかります。でも文系学部卒の方なら一般入試が良いんじゃないかな〜と個人的には思いますね。

 

 

 

ではでは、なんだか中途半端な記事になりましたが、今回はこんなところで!